イライラしないテクニック(引地賢太Vol.273)
引地賢太です。
【イライラしないテクニック】
あなたは誰かに対して
イライラしたことはありますか?
ありますよね。
誰だってイライラすることくらいあります。
僕だってイライラします。
自分に対してイライラすることもあれば
相手に対してイライラすることもあります。
イライラが募ると
いずれストレスに変わって
「あ〜〜〜〜アッ‼️‼️」
と思わず声を上げたくなることも…
✔️怒りのメカニズム
そもそもイライラして
自分や相手に対して怒りが芽生えるときは、
あなたが自分の中で
正しいと思っていることを相手がしなかった時
または
自分の中で
間違っていると思っていることを相手がした時
こんな感じで、
自分の思いどおりにいかなくて
むしゃくしゃしてイライラしてしまい
それが「怒り」に変わるケースが殆どです。
たとえば、あなたが
「約束の時間を守ることが正しいことだ」
と考えているとしたら、
以下のような2択の結果が待っています。
・約束の相手が時間通りに来たら→当たり前
・約束の相手が時間に遅れてきたら→「怒り」
あなたの脳内には
こういうプログラムが無数にあって、
プログラミングに合わせて感情が生まれます。
他の感情についても、
こういうことが起こったら「嬉しい」とか、
こういうことを言われたら「悲しい」とか、
すべてプログラムがあります。
これを踏まえた上でイライラしない方法とは…
✔️正しいか間違っているかで判断しない
言うまでもありませんが、
人それぞれ違うプログラムを持っています。
あなたと同じ人間はいません。
そんなことは誰もが知っていることですよね。
でもどういうわけか、
イライラして怒っている状態の人は、
「どう考えても~~でしょ?!」
「どうしてこんな常識が分からないの?!」
と、自分の考えが
全て正解だと考えてしまい、
自分の考えに対して反する人に対して
強い怒りを覚えてしまうのです。
もっと簡単に言うと「怒り」
という感情が生まれるメカニズムは、
自分の正しさ(基準)に
相手が従うかそうでないか、ということです。
何を正しいと信じているかは人それぞれであり、
殆どの人は悪意があって
あなたの基準に反発しているのではなく、
自分自身が正しいと思っている言動を
必死にしているだけなのです。
人間はそれまでの人生で
体験してきた出来事を参考にしているので、
ただ単にあなたのような
考え方を知らないだけの場合もあります。
✔️人それぞれ世界観がある
だからこそ、
自分の正しいの基準だけで相手を判断したり、
わざとなんじゃないかと相手を疑ってしまう前に
『相手が何を大事にしているのか』を知り、
その人の世界観の中で
自由に行動することを許容してみましょう。
相手の世界観や意見を尊重して初めて、
自分の意見も耳を傾けてもらいやすくなります。
自分の正しさを押し付けるよりも、
相手を尊重したうえで
自分が大事にしていることを伝える方が
相手は気持ち良くあなたの要求に応えます。
✔️グレーゾーンを大切に
「〇〇するのが当たり前」
と物事に白黒つけるだけではなく
『そういう価値観もあるんだ』
というグレーゾーンを大切にしてみてください。
それでも
どうしても相容れない相手なら
距離を置くのもいいアイデアですね。
しかし、
正しいか間違っているかだけで判断したら
あなたはこの世界の誰とも
楽しい関係を築くことはできません。
あなたと全く同じ人間は誰一人もいないからね。