会話の真髄(引地賢太Vol.179)
引地賢太です。
【会話の真髄】
突然ですが、
あなたは自分の身の回りに
自分と価値観の合わない人はいますか?
✔︎友達と考えが合わない
✔︎彼氏,彼女と価値観が合わない
✔︎旦那,奥さんと教育方針が合わない
✔︎上司,部下と仕事のやり方が合わない
「なんで、アイツはわかってくれないんだ」
「なんで、あの人は受け入れてくれないんだ」
そうイライラしていませんか?
今回は、
価値観が合わない人でも信頼を生む
正しいコミュニケーション法を紹介します。
✔️「受け入れる」と『受け止める』
もしあなたが
価値観が合わない人にイライラしてるなら、
あなたは相手の価値観を「受け入れる」
ように頑張ってしまっている可能性があります。
無理に価値観を受け入れると、
後々、感情が爆発するので超危険です。
価値観は無理に受け入れなくて良いです。
そんなことしなくても良好な関係を保てます。
「受け入れる」『受け止める』
言葉は似てますが、役割は大きく違います。
価値観の合わない人とは、
受け入れるのではなく"受け止めて"ください!
✔️ 「受け入れる」とは?
受け入れるというのは…
相手の考えを「イイネ」と受け取ることです。
A)「私、テニスが好きなんです」
B)「俺も俺も!テニスって良いよね」
これが「受け入れる」です。
本当に好きなんだったら
相手の考えを受け入れて良いですが、
もし興味がないんだったら
無理に受け入れたら絶対にダメです。
興味がないことに対して
一度でも受け入れてしまうと、
本当は興味がなかったことがバレたら
後々、必ず喧嘩の原因となって揉めます。
✔️『受け止める』とは?
受け止めるとは…
相手の価値観に対して相槌を打つことです。
A)「私、テニス好きなんです」
B)「そうなんだ!どういうところが良いの?」
A)「仲間と協力してポイント取るのが良いの!」
B)「そうなんだ!面白そうだね」
これが『受け止める』です。
否定もしないし、受け入れることもしてません。
「あなたはそう考えてるんですね。」
「なるほど、私とは違う考えなんですね。」
「参考になりました。ありがとうございます。」
これらは、受け入れてはいまけん。
これらは、受け止めているだけです。
✔️受け入れられなくても嬉しい
実は、人間というのは、
受け入れてもらわなくても
受け止めてもらうだけで気持ちいい生き物です。
あなたも価値観を受け止めてもらえただけで、
心が救われた経験があるのではないでしょうか?
僕は個人事業主という
世間一般では特殊な職業の人間です。
周りから受け入れられないことばかりです。
でも僕は受け入れないことに不満はありません。
それは、周りの人が受け止めてくれるからです。
「そうなんだね」
「頑張ってるんだね」
何気なく受け止めてくれている
両親や友達のおかげで楽しく生きれています。
✔️受け止めてもらうと受け入れやすくもなる
受け止めてもらうと非常に心がラクになります。
さらに
受け止めてもらっているからこそ、
価値観の違う考えをぶつけられても
相手の考えを受け入れやすくなっています。
受け止めてもらう回数が増えるほど
受け入れられる許容範囲が拡大します。
受け止める回数が増えるほど
相手に受け入れてもらえることが拡大します。
無理に受け入れる必要はないです。
受け入れるのではなく受け止めましょう。
✔️年齢の壁を越える『受け止める』信頼
年齢が離れれば離れるほど、
生きてきた時代がまるで違うので
価値観なんて合わなくて当然です。
だから、受け入れなくて良いです。
「そう考えているんですね」
そうやって受け止めるだけで良いです。
相手の意見を受け止めたら
あなたの意見だって受け止めてもらえます。
受け止めるだけで
絶妙な信頼関係を築くことが可能です。
勿論、受け入れてもらえたら嬉しいけど
全部受け入れてもらうことが無理なのは
アナタだってわかってるはずなんだよね。
受け止めることが人間関係を作るスタート!