必ず原因がある(引地賢太Vol.40)
引地賢太です。
【必ず原因がある】
仕事をしていると、
自分と仕事の姿勢や価値観の合わない上司と
仕事をしなければならない場面が必ずあります。
毎日、「嫌だなぁ」と思いながらも、
仕事だと割り切って仕事をし続ける人もいれば、
合わない上司と仕事をしても、
面白くもないしツラいだけなので、
転職しようと考える人もいるはずです。
そんなとき、
あなたは、上手くやっていけるでしょうか?
居酒屋で同僚と上司の愚痴を言いまくっても
本当の意味で原因が解決したとは言えません。
依然、上司は変わっていないわけですし、
また顔を合わせればストレスは溜まるでしょう。
上司を理由に転職したとしても、
その先でまた上司と合わないことがあります。
つまり上司と合わない原因が
何なのかを分析し効果的な解決策は何なのかを
考えることが、問題を解決するには不可欠です。
そこで今回は上司を5つのタイプに分けて
特徴と対策を考えたので、是非ご活用ください。
あなたの上司はどのタイプ?
①【性格不一致型上司】
特徴)
当初は上司の欠点や癖も1つの個性として
見ていたものの仕事の進め方や価値観など、
いつの間にか
上司を不愉快な存在としてみるようになり、
コミュニケーションをしなくなっていく上司。
いわゆる、
どうしても好きになれないタイプの上司です。
対策)
自分自身が
メンタルダウンしてしまわないように
上司とは距離を置いて接することが大切です。
報告はメールなどで行うなど、
上司と接触する機会をできるだけ少なくしよう。
そして
今の上司との付き合いは
数年と割り切って仕事をすることです。
②【感情型上司】
特徴)
部下がミスをしたりすると
「何やっているんだ」と強く叱責したり、
嫌なことがあると憮然とした表情をしたり、
気持ちがそのまま言動や表情に
ストレートに出てしまう上司のことです。
対策)
こんな上司は、
日頃からちょっとした雑談などで
楽しそうな雰囲気をつくることが大切です。
ミスをしたときに
延々と言い訳をするのではなく、
単刀直入に謝ると、
思いのほか上手くいくことが多いです。
まずは、
相手の懐に飛び込んでみるようにして
話しかけることから始めると効果的です。
③【ナルシスト型上司】
特徴)
自分のことが大好きで
常に注目を浴びたいと思っている上司です。
「俺って、最高!」と思っており、
周りにチヤホヤされると上機嫌になる上司です。
対策)
自分が認められたい承認欲求が強いので、
相手の存在感を認めてあげることが大切です。
合わないと思っても
上司の言うことに耳を傾け、
尊重する姿勢を見せるのが良い対策法です。
「さすが!」「すごいですね」
など、上司を持ち上げる言葉を入れつつ
話をすると良い関係を続けられるはずです。
④【無関心型上司】
特徴)
このタイプの上司は、
部下の気持ちを酌み取るのが苦手な上司です。
部下が困っている場合に
いかにも心配しているような言葉を掛けますが
心から心配していません。
共感することが苦手で、
相手の気持ちがわからない上司です。
対策)
このタイプの上司は、
あなたの気持ちを理解してないことが問題です。
ハッキリ言わないと
わかってもらえないと知っておきましょう。
遠慮せずに、
ハッキリと伝えることが大切になってきます。
⑤【優等生型上司】
特徴)
自分が出世できるかどうかに関心があり、
上司の更に上のご機嫌を取るのが得意です。
地頭もよく、そつなく仕事をこなします。
慎重派であるため、
トラブル時の対応など
トラブルシューティングが
少し苦手なところがあるタイプです。
対策)
こういうタイプは仕事ができる点を認め、
自分の仕事の参考にしてみると良いですね。
最も気をつけるべき注意点は、
部下の手柄を
自分の手柄にしてしまうというところなので、
その場合は
そのさらに上の上司に相談してみるといいです。
【部下は上司を選べない】
その上司を変えることができないなら
自分が変わるほうがストレスも掛かりません。
相手のタイプを知り、
そのために何をすればいいかを実行すれば
徐々に楽しく仕事ができるように必ずなります。
人間関係以外でも、
働いているとたくさんの問題に直面します。
これまであらゆる問題のケースを見てきて
確実に言えることは
どんな問題にも必ず原因があり、
その原因を明確にして対策をすれば
絶対に解決できるということです。
人間関係の問題が一番厄介だし
一番ストレスの根源となっているものです。
人間関係を良好にするだけで
どれだけラクに仕事ができることか、、、。
自分のためにも厄介な上司を撃退しましょう!