引地賢太

引地賢太のブログです

苦手な人の対処法(引地賢太Vol.31)

引地賢太です。

 

【苦手な人の対処法/考え方編】

「どうしても苦手な人がいて、
 職場(学校)に行くのが憂鬱……」

そんな悩みを抱えてしまっていませんか?

できることなら一日も会いたくないけど
仕事や勉強があるので、そうはいきませんよね。

期間限定の関係ならまだしも
今後も関わるだろう上司や同僚であれば尚更…

そこで今回は、
苦手な人との付き合い方にお悩みのあなたに
苦手な人との付き合い方をお伝えしていきます。

今回は【苦手な人の対処法/考え方編】です。

今回紹介する考え方を
あなたの脳内にインストールできれば

苦手な人との付き合いに頭を悩ませたり
精神を消耗する機会を圧倒的に減らせます。

では、ご覧ください!

①「この人、苦手」という感情はあってもいい

そもそも、

苦手な人との付き合い方に
悩んでいる人の多くは「苦手」という感情を
抱いている自分に対して嫌悪感を抱きがちです。

周囲に対して横柄な態度を取り
気分屋で口調が乱暴だったりして
多くの人から嫌われている人であれば

ある意味嫌われている理由が分かりやすいため、

「この人苦手だな(嫌いだな)…」

という感情を正当化しやすいですよね。

逆に、

周囲から慕われている人や人気者に対して、
「実は苦手なんだよね…」と感じている場合は
そんな自分に後ろめたさを感じてしまいます。

「自分って性格悪いのかな?」

「個人的には、この人は苦手。でも、
 皆んな好きって言う。私は間違ってるの?」

これでは余計に苦しいはずです。
自分の感情を押し殺すことになるからです。

そこでまず1つ目の考え方

【苦手な人や嫌いな人がいてもいい】

どうしても好きになれない!という感情は
あってもいいんだということを認めましょう。

その上で、

自分はその人の
どういったところを苦手だと感じているのか?

何か改善できるところはないか?

むしろ自分のほうにも見直す部分がないか?

それぞれ自己分析して探っていくと良いです。

②「他人は変えられない」と知る

2013年の発売以来、
100万部を超え、大ベストセラーとなった
自己啓発本『嫌われる勇気』

読んだことがなくとも
タイトルを聞いたことがある人は多いはずです。

この本のテーマである
アドラー心理学の教えの一つに

"他人は変えられない"というものがあります。

私たちは苦手な人に対して変化を求めがちです。

具体例

「あの人、いつも自分勝手なんだよな。
 もっと周囲のことも考えればいいのに」

「あの人、口調がきついんだよね。
 あっちが言い方を変えてくれたら、
 こっちだって素直に聞けるのに」

しかし、

残念ながら他人を変えることはできません。

過去を変えられないのと同じです。

変えることができるのは、【自分と未来】です。

「悪い癖をやめて欲しい」
「もっと冷静になって欲しい」
「こっちの立場も考えて欲しい」

変えられない他人に対して
リクエストを出すのではなく、

自分の考え方や感じ方を
変えていくことこそが大切

……と、アドラーは説いています。

「他人は他人」
「自分には変えられない」
「その人のことはその人だけの問題」

このように割り切って考えることで

どうしようもないことに対して
無駄にモヤモヤしなくて済みます。

考え方の一つとして、
覚えておいていただければと思います。

③好き嫌いは「脳の機能」によるもの

人間の脳は本能的に

相手を「敵」か「味方」か
自分と「同じ」か「異なる」か

瞬時に判別するようにできています。

こんなことはありませんか?

学生時代、
部活の顧問の先生に
いつも怒鳴られていたので苦手で

いまの会社の上司も
その先生に雰囲気が似ていて
苦手意識を持って接してしまう。

自分は動物が好きなので
動物が好きな人は皆んなイイ人だと思う。

このように、

好き嫌いは過去の経験が
脳に影響を及ぼしているものなのです。

ですから誰しも苦手な人がいて当然なことです。

「どうしてこの人のことを
 好きになれないんだろう」

そう悩んでしまう方も多いと思いますが、
人間として当たり前なことだと思ってください。

決して自分を責めたりはしないでくださいね。

【人生の主役は自分だ】

周りに苦手な人がいると、

どうしてもその人が物事の
中心になってしまうことがあります。

「なぜあんな言い方をするんだろう。」
「もう少し気遣ってくれてもいいのに。」

こんな風に
苦手な人との関係性に悩んでいるときは
あなたはその人に振り回されてしまっています。

ですが、、人生の主役は『あなた』です。

何度も言いますが、

他人は変えられないけど
自分と未来は変えられます❗️

たまには自分に注目することを忘れず
自分の心を大切にしてあげてください。

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