苦手だけど仲良くなりたい(引地賢太Vol.32)
引地賢太です。
【苦手だけど仲良くなりたい】
あなたには苦手な人はいますか?
「YesかNoのどちらかだけならYes」
そうですよね。誰だって苦手な人はいます。
でも、
そんな苦手な人でも
このような部類の人っていませんか?
「凄い人だから接点は持ち続けていたい」
「苦手だけど、出来ることなら仲良くなりたい」
きっといますよね。。
顔を見たくないほど苦手ではなく
ただただ感覚が合わず苦手意識を持ってる人。。
嫌いではないけど、なんか苦手。。
今回はそんな【微妙なライン】
の人との人間関係構築法をお伝えします。
①挨拶は自分から行う
たとえ苦手な人であっても、
子供同士の喧嘩ではないのですから
挨拶はするようにしましょう。
相手からされるのを待つのではなく、
自分から挨拶をするのがベストです。
相手が挨拶してこないから
自分も挨拶をしない態度でいると、
当事者同士も気まずい状態ですし、
周囲にも気を使わせてしまい迷惑です。
あまりに大人げないですよね。
報告や連絡が必要な場合にも
スムーズに伝達できず、業務にも悪影響です。
挨拶を自分からするだけで
「一日中ずっと気まずい,息苦しい」
という状況を緩和することができます。
②苦手な人のどこが苦手なのか明らかにする
苦手な人については
「考えるのも嫌だ」
「顔を見るのも嫌だ」
というケースがあります。
しかし、
果たしてその人の
どこがそこまで"苦手"なのか、
ちゃんと考えたことがありますか?
「いや、どことかじゃなくて全部嫌い!」
全否定する人に限って、
「具体的にどこが嫌いか」という質問に
答えられないものです。
苦手な理由を明らかにすると、
それ以外の部分に対しては
嫌悪感を抱かないで済みます。
ここで少し「具体例」を挟みます。
「あの人の、見下した言い方がすごく嫌い。
でも、言ってること自体は正しいんだよな。」
「あの人、作業が遅くて見ててイライラする…。
でも、完成品は丁寧だよな…。」
「あの人の八方美人なところムカつく。
でも、全員に対して笑顔でいられるのって
凄いことだし、それもきっと才能だろうな。」
このように、
苦手なところをはっきりさせることで、
苦手な人に対する見え方も変わってきます。
「とりあえず嫌い!」
と全否定するのではなく、
嫌いなポイントを明確にしましょう。
③苦手な人の長所にも目を向ける
短所だけの人なんていないものです。
ただ、人の短所に目が行きやすいのも事実です。
「あの人の◯◯なところが苦手」と感じたら、
短所だと感じ同じ数だけ
長所を見つけるようにしてみましょう。
短所は、長所の裏返しとも言いますよね。
人の短所は
捉え方方次第,言葉次第で
長所として認識することができます。
置き換え具体例)
慎重→仕事が丁寧
協調性がない→マイペース
優柔不断→物事をじっくり集中して考える
せっかち→スピード感を持って行動できる
柔軟性がない→自分の意志をはっきり持っている
こんな要領で、別の言葉に変換してみましょう。
④否定したり過剰反応せず受け流す
苦手だと感じている相手が、
良かれと思って口出ししてきたり
嫌味を言ってきたりすることがあります。
こういう相手は、
こちらがムキになったり怒ったりするのを
楽しんでいます。
できれば完全無視してやりたいところですが、
相手が上司や先輩であれば少し厳しいですよね。
ここは、
相手の話に合わせつつ、
軽く受け流すくらいが良いです。
「やっつけてやろう!」「論破してやる!」
対抗心をむき出しにしてしまうと泥沼化します。
以上の4点を実践すれば
もしかしたら仲良くなれるかもしれません。
仲良くなれないにしても
今までよりも付き合いがラクになるはずです。
次回は『マジ無理、顔も見たくない』
そんな生理的に無理な人との
人間関係構築法を紹介していきます。