圧倒的欠如(引地賢太Vol.131)
引地賢太です。
【圧倒的欠如】
中学生のときに人間関係を作るのが
ド下手だった僕が言うのもおかしな話ですが、
最近、「この人、人間関係作るの下手だな〜」
と感じることが、多々あります。
そんな人達を見ていると、
僕の悲しい中学生時代を見ているようで
悲しい気持ちになります。
そこで今回は、
人間関係が下手な人の特徴と
今日からできる改善方法を紹介します。
✔️想像力が無い
人間関係が下手な人は、
共通して「相手の気持ちを想像する」
という能力が、著しく欠如しています。
びっくりするほど、想像力が欠如しています。
そもそも、多くの人は、
自分の気持ちには、とても敏感です。
楽しい、悲しい、嬉しい、悔しい、など、
自分の気持ちについてはよく考えます。
しかし、
それと同じように相手にも気持ちがあります。
・相手がどう考えているか
・どうしたら相手が喜んでくれるか
そういうことを考えるのが、
相手の気持ちを考えるということです。
✔️相手の気持ちを考えられない理由
「相手の気持ちを考えているつもりなのに…」
そんな風にお悩みの方もいるはずです。
・相手の気持ちを考えているのに怒らせた…
・良かれと思った行動が裏目に出てしまった…
悲しいですよね。
では、相手の気持ちを考えているのに
上手くいかないのはどうしてでしょうか?
理由として考えられるのは、
相手の立場になって考えているのではなく、
自分の立場のまま相手の気持ちを考えている
ということが挙げられます。
人は生きてきた環境や性格によって、
価値観も考え方も違います。
相手の価値観と自分の価値観が大きく違う時、
「自分だったらこう思うな」
という自分中心の考えをしていると、
的外れな考えになってしまうことがあります。
例えば、プレゼント1つとっても、
男性と女性では欲しいものは違うはずです。
「自分ならこれが欲しいな」
と考えることと、
「相手はこれが欲しいだろうな」
と考えることは別ですよね。
ブランドものが好きな人もいれば、
手のこもったものを喜ぶ人もいます。
このように、
自分の立場から考えてしまっていると、
相手の気持ちを考えているつもりでも
上手くいかないことが頻繁に起こります。
✔️相手の気持ちを考える方法
①相手の立場になって考えよう
まずは相手の立場になってみて、
相手の気持ちを考えることが大切です。
性別や年齢、性格や価値観を考慮して、
考えてみましょう。
あくまで感覚的な話ですが、
自分のことを「俳優」だと思いましょう。
やったことないので知りませんが、
俳優って役になりきる仕事だと思います。
相手に憑依するって言うと
少し気持ち悪い気もしますが、
相手の性格や価値観を認識したうえで、
相手のことを考えて行動すると、
良質な人間関係が作れます。
②相手の反応をよく見て行動しよう
自分が何か言った時や行動した時の
相手の反応をよく見ることは非常に大切です。
今の言葉や行動によって、
相手が喜んでいるのか、悲しんでいるのか、
怒っているのか…を、見るようにすることで、
少しずつですが、
相手の気持ちを考えられるようになります。
その人との関係性によっては、
本音ではなく建前で対応されることもあります。
しかし、
その言葉をそのまま受け取るのではなく、
相手の表情や声色,行動を観察することで、
それがお世辞だったのか、
本音で言っているか、汲み取りやすくなります。
③意見を言う前に一度考えるクセをつける
正直なのはいいことですが、
場合によっては言わなくてもいいこと、
言い方を少し変えるだけで
相手を傷つけずに済む方法があります。
なので、意見を言う前に、
・本当にそれを言っても大丈夫か
・相手を不快にさせる発言になってないか
・思いやりのない自分勝手な発言ではないか
1秒だけで良いので、
考えるクセを付けると良いです。
しかし、
今までの行動って、
ある程度、相手の性格や価値観を
事前に知っているからこそ、なし得る技です。
そこで明日は、
相手の心を丸裸にする方法を、お伝えします。