引地賢太

引地賢太のブログです

口癖は洗脳(引地賢太Vol.44)

引地賢太です。

 

【口癖は洗脳】

自己肯定感が高い人と
低い人の差は何だと思いますか?

上手くいかないことや失敗した経験に対して、

自己肯定感の低い人は
情報のマイナス面ばかりを見てしまっています。

自己肯定感の高い人は
情報のプラス面を見る習慣があるだけなのです。

「プラス面」を見ているのか
「マイナス面」を見ているのか。

「できる」ところを見ているのか
「できない」ところを見ているのか。

これがそのまま結果の差になっていきます。

マイナス面ばかりを見ていると、
ますます自信を失い、出来ない自分になります。

じゃあどうすれば改善するのかというと
1つの解決策が「口癖」を変えることです。

これから自己肯定感を低くする
否定形NG口癖を5つ紹介します。

どうすれば否定形の言葉を変えていけるか、
対策も紹介するので否定形を抜け出しましょう!

① 「自分なんて〜」

「自分なんてこんなものだ」
「自分なんて何にもできない」

という言葉は
物事をすぐ諦めてしまう人の典型的な口癖です。

物事のマイナスの側面ばかりを見てしまって
不安や不満などの否定的な感情になりがちです。

対処法としては、
マイナス面を一旦受け入れて、

それから「だからこそ」と考えて
マイナス面のプラスになる部分を見つけます。

「いつも自分がどう思われているか気になる」

という場合には

「だからこそ、場の空気を読むことができる」

このような形で「だからこそ」を使うことで、

どんなマイナスだと思うことでも、
プラスの側面を見つけることが可能です。

② 「〜すべきだ」「普通は〜だ」

社員にこうなってほしい。
子供にこうなってほしい。

このように、
人に変わってほしいと願っている人が多いです。

ただ、なかなか自分の期待どおりに
人は変わりませんし、それは当然です。

なぜなら
皆んな自分の価値観を持っているからです。

【十人十色世界観がある】

このことを認めようとせず、

「普通こうするでしょう」「こうあるべき」

と、自分の価値観が正しいと思って
正論を押し付けると相手と衝突してしまいます。

なので、

相手を認め自分が変わる準備をしましょう。

「すべきこと」など本来ありません。

"人は変わらないもの"と考え
自分を変化させていきましょう。

③ 「〜してはいけない」

「〇〇してはいけない」と言うと、
「〇〇してしまう」ことがよく起こります。

ダイエットのために
「おやつを食べてはいけない」と言われると
逆に食べたくて仕方なくなるのが人間心理です。

なぜ、そうなるかというと、
脳は否定形の言葉をイメージするのが苦手です。

「〇〇してはいけない」と言われると、
逆に〇〇を強くイメージしてしまうのです。

では、どうすればいいのか。。。

脳が否定形の言葉のイメージが苦手なので、
逆に肯定形の言葉を頻繁に使えばいいのです。

「焦っちゃいけない」→「落ち着いていこう」
「間食を食べるのはダメ」→「野菜を食べよう」

肯定形の言葉は
プラス感情を生み出しプラス思考にさせます。

「〇〇してはいけない」ではなく
「〇〇しよう」の心がけが大事です。

④ 「〜をしたい」

「〇〇をしたい」という言葉には
「条件が整ったら」という言い訳が入ってます。

この逃避の思考パターンは
意識して変えないと繰り返してしまい、
いつまでも「したい」ことを達成できません。

意識して「〇〇をする!」と
決めて行動するようにしましょう。

ポイントは「ワクワクする」ことです。

成功するからワクワクするのではなく、
ワクワクしながら取り組むから成功するのです。

誰から言われなくても
行動し続けることができるのは、
取り組むことにワクワクしているからです。

すべては「する」と決めることから始まります。

"する"という勇気を持ち、
ワクワクしながら取り組めるようにしましょう。

⑤ 「すみません」

謝罪の場面では必要な言葉ですが、
自分が悪いことをした訳ではないとき、
些細なことで「すみません」と口癖のように
反射的に言ってしまう人がいます。

例えば、

エレベーターを降りるときに
開くボタンを押してくれたときに「すみません」
と言ってしまうことありませんか?

そうではなく「ありがとうございます」
と、意識的に変えてみてはいかがでしょうか?

感謝の言葉を口にすると、
脳幹から「ドーパミン」「エンドルフィン」
といった、報酬系のホルモンが分泌されます。

この報酬系ホルモンが分泌されると、
脳が快反応を起こし肯定的な状態になります。

そうするとパフォーマンスも向上するわけです。

ほかにも日常のあらゆるところに
感謝のタネはたくさんあると思います。

・朝起きることができてありがとう
・ご飯を食べることができてありがとう
・苦難や逆境になってしまってありがとう

すべて「ありがとう」です。

最後のありがとうはちょっと無理やりですか…。

よく考えてみると、
あのときの苦難や逆境が自分を成長させた
という例はたくさんあります。

その当時は辛かったけど
3年後,5年後に『あの時の経験があったから』
ということはありますよね。

【小さな一歩から実践してみよう】

今回は否定形の口癖を5つ紹介しました。

大切なことは、

まず自分の口癖に気づき
今の自分を認めることです。

そして小さな一歩から実践してみることです。

 

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