認める努力(引地賢太Vol.209)
引地賢太です。
【認める努力】
あなたは嫉妬したことがありますか?
「凄いな〜」「羨ましいな〜」
この嫉妬は素晴らしい嫉妬です。
これらはもはや嫉妬ではなく
尊敬や憧れと捉えたほうが良さそうですね。
「本当は認めたくないけど、凄いな」
「ムカつくけど、やっぱり羨ましいな」
というプラスの嫉妬は、最高の嫉妬です。
ただ世の中には、
成長を止め他人から嫌われる嫉妬もあります。
✔️歳下こそ尊敬しろ
歳上を尊敬するのは当たり前。
日本の根強い年功序列の文化より
歳上の人を敬うことは当たり前化されています。
問題は、歳下をどれだけ尊敬できるか…
あなたは後輩の凄さを素直に認め
尊敬する姿勢で後輩を見れていますか?
あなたは部下の仕事ぶりを素直に認め
尊敬する姿勢で部下を見れていますか?
凄いものは凄い!素晴らしいものは素晴らしい!
年齢関係なく、物事の本質を見れていますか?
✔️嫉妬を認められないのはダサい
僕は5年前まで、
俳優の寺田心くんをバカにしていました。
あまりにも優等生すぎて
ませすぎて「もっと子どもらしくいろよ」
そのような感情を抱いていました。
「もっと子どもらしくはしゃげよ」
「演技はできても運動は全然できないな」
そう小馬鹿な目線で見ていました。
そして月日が流れ、
2020年9月6日10時30分
日本テレビの「ニノさん」で
12歳に成長した寺田心くんを見ました。
✔️寺田心くんは凄い
心くんは自分の好きな
歴史や地理について語っていたのですが、
そんな心くんを見て僕は思いました。
「知識量がエグくて凄い」
「声のトーンが柔らかくて聴きやすい」
尊敬の目で心くんを見ていた自分がいました。
それと同時に、
「5年前に心くんを
小馬鹿にしてた自分がクソダサい。」
ということに気づかされました。
✔️凄いのは知っていた
今思い返せば、
心くんの演技力の凄さや
大人に囲まれても堂々と話す姿は
小馬鹿にしていた5年前も知っていました。
僕は心くんの凄さを認めず
歳下だからといって心くんを下に見て
きっと心くんに嫉妬しまくっていたのです。
凄いのも知ってるし
能力が高いのも知ってるのに
どこかで凄さを認めたくなくて
自尊心を保とうとしていたのだと思います。
✔️嫉妬は成長を止める
今回久しぶりに心くんを見て
凄さを素直に認めて感じたことがあります。
それは、心くんの一言一句が
5年前とは見違えるほど脳に入ってきました。
今まではどこかで
「認めたくない。凄くない。」
という嫉妬心で心くんを見ていたので
心くんの言葉よりも先に
「ませガキだな。子どもらしくいろ。」
という無駄な感情ばかりが出てきていました。
そのせいで言葉も入ってこないし
理解力も著しく欠如していました。
✔️嫉妬を認めてから成長が始まる
今あなたの周りに自分より歳下だけど
素晴らしい能力を持った人はいませんか?
もしいるのであれば、
嫉妬の対象として見るのではなく
尊敬の対象として見て見ると良いです。
たったそれだけで
有益な情報が入るようになり
どんどん成長できるアナタになります。
大人には大人の実績や経験値があり
若者には若者なりの吸収力と得意があります。
『大人は若者から学び若者は大人から学ぶ』
それが出来たとき、あなたはどうなってるかな?