意外な気遣い(引地賢太Vol.90)
引地賢太です。
【意外な気遣い】
「部下から好かれたい!」
そう思っている人は少なからずいますが、
絶対に好かれる上司になる方法はありません。
そこで今回の投稿では、
好かれる上司になるためのヒントを解説します。
✔️部下から好かれる上司のメリットは?
①仕事を円滑に進めることができる
上司が部下に好かれているということは、
信頼関係が構築されているということです。
信頼関係があれば、
仕事でのコミュニケーション不足による
弊害も生まれにくくなり、生産性も高まります。
また、
上司が部下に頼みごとをしたいときも、
スムーズにお願いすることができるはずです。
②精神的充足感が、モチベーションを上げる
人間は誰しも
他者から承認されたい欲求を持っているので、
部下から好かれていると感じると、
精神的充足感を抱くことができます。
これは、モチベーションを大きく向上させます。
③出世につながる
上司が部下から好かれることによって、
部下も上司もモチベーションが上がり、
生産性の向上に繋がり、結果が出ます。
そして、大きな成果を上げた上司は、
"優秀である"と評価され、出世に繋がります。
3つとも、あるに越したことない魅力ですね。
では、そんな好かれる上司達は
何を意識して部下と接しているでしょうか?
✔️好かれる上司になるための7つのヒント
①笑顔で話しかける
笑顔は人間のコミュニケーションにおいて、
非常に重要な役割を果たします。
基本的に、
笑顔で話しかけてくる人がいれば、
嫌な気持ちになる人はいないですよね、、。
しかめっ面ばかりするのではなく
自分から笑顔で話しかけてみましょう。
②叱り方に注意
上司であれば、部下を叱る場面があります。
その時に注意すべきことは
"感情的"になって理不尽に叱らないことです。
冷静に論理的に、
"どこが悪かったか"、部下に伝えましょう。
③部下に共感する
共感するということは、
相手のことを認めるということです。
自分が認められていると思えば、
部下は次第にあなたに心を開いていき、
信頼関係が生まれてくるはずです。
どうすれば
共感できるのかわからない人は、
「頑張ってるね」「それは、〜だね」
「大変そうだね」「いつも助かってるよ」
といった、労いや感謝の言葉を使うと良いです。
④責任を引き受ける
自分の失敗を部下の責任にするのは最悪です。
部下に責任転換するのは、一番最悪な上司です。
対照的に、
部下の失敗を上司である自分の責任と受け止め、
引き受けてくれる上司がいれば、
部下はその人のことを頼りにし、尊敬します。
⑤部下の長所を見つけて褒める
"長所を見つけて褒める"ことは、
ビジネスに限らずプライベートの恋愛でも
効果的な手段です。
自分でも気づいていなかった
長所について褒められることで
「この人は、自分をよく見てくれている」
と感じ、上司に対して良い印象を抱くはずです。
⑥相談しやすい雰囲気づくり
腕組みをして
気難しい顔をしている人は話しかけづらいです。
その結果、部下から敬遠される存在になります。
逆に、相談しやすい雰囲気を常に作っていれば、
部下からの相談回数も増え、
それに比例するように、信頼度も高まります。
⑦休み上手になる
これは少し、意外な感じがするかもしれません。
ざっくり説明すると、
上司がしっかり休んでくれれば
部下も気兼ねなく休むことができるのです。
それによって、
部下は心に余裕を持つことができ、
そんな雰囲気を作ってくれた上司に感謝します。
仕事ぶりばかり注力されがちですが、
実は、「ちゃんと休んでいる」上司は、
「こんな上司になりたいな」
と、目標の存在になり、好かれます。
今は、働き方が多様化されているので、
仕事面だけでなく「休日の過ごし方」に対して、
信頼や尊敬を抱く部下は増えています。
ここまで
好かれる上司の7ヒントを紹介しました。
明日から…いや今日から実践してみてください。