引地賢太

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打たれ弱い人の脳みそ(引地賢太Vol.71)

打たれ弱い人の脳みそ】

打たれ弱い」とは
「他人から注意を受けたり叱られた時、
 すぐ挫けてしまうさま」を意味します。

職場では
仕事でミスをした時にすぐ傷つく人に対して、

よく使われる言葉です。

あまりにも打たれ弱く心が弱い人は
メンヘラ…という言われ方もしますね。

あなたも職場で上司にミスを指摘され
「辛いなぁ」と感じた経験がありますか?

仕事で注意され引きずったり
凹んでしまうのは、誰にでもあることです。

では、

打たれ弱い人と
そうでない人の違いはどこにあるのでしょうか?

両者の違いを簡単に言えば、

「物事や自分を冷静かつ
 ありのままに認識できているかどうか」です。

打たれ強い人は
客観的な立場で物事を考えられるため、

何かに失敗したときも
「自分の能力では出来なくても仕方がない」
と、失敗を受け入れることができます。

打たれ強い人は都合良く物事を捉え、

「あの人は私の人格ではなく、
 仕事内容に関して叱ってくれている。
 今回は自分の力不足だったから、
 至らなかったところを反省し次に活かそう。」

このように、プラスプラスに考えます。

反対に、打たれ弱い人は
主観的な考え方をする癖があります。

打たれ弱い人は…

「また叱られた…俺は本当に駄目なやつだ。
 どうしてうまくできないんだろう。」

このように、自分をマイナスに責め続けます。

では、

打たれ弱い状態を克服する前に
自分が打たれ弱い人間か、✔︎してみましょう。

打たれ弱い人は、
以下のポイントに当てはまるケースが多いです。

✔︎完璧主義
✔︎理想が高い
✔︎寂しがり屋
✔︎人の目が気になる
✔︎人から指摘されることが苦手
✔︎どちらかというとネガティブ思考
✔︎自分と同じ意見の人がいると安心する

当てはまるポイントが多いほど、
性格的に打たれ弱い傾向があります。

「やばい、4つも当てはまってる、、。」
「やっぱり自分は打たれ弱いのかも、、。」

そう感じた人は、
4つの方法で打たれ弱さを克服しましょう❗️

✔️打たれ弱い性格を克服する4つの方法

①周りの目を気にしすぎない

他人からの評価に一喜一憂したり、
なかなか自分の意見が言えない場合は、
周りの目を気にしすぎないようにしましょう。

周りの目が気にならなくなると、
外部からの余計なストレスが減り、
注意された内容と向き合うことができます。

重要なのは
「注意された自分を恥じる」のではなく、
「注意された内容を受け止め再発防止する」
ということです。

"自分は自分,他人は他人"と割り切れば、
周りの目があまり気にならなくなります。

「他人が出来ているから
 自分も出来ないといけない」

このように自分を縛りつけなくてOKです。

②物事を客観的に見る

他人から受ける影響や
ストレスが大きすぎる場合は、

物事を感情的に捉えず
客観的に見るようにしましょう。

物事を客観的に見ることで、
ネガティブ思考を排除できたり、
相手の意図を冷静に判断することが可能です。

自分が注意された内容や
普段感じていることを客観的に見るには、
一度、紙に書いてみることがオススメです。

紙に書くと「思考という主観的なもの」を
「文字という客観的なもの」に変化できます。

こうすることで
「実際に起こった事実は何なのか」
「個人的感情を事実として認識していないか」
が見えてきます。

冷静に考えることができるので、
三者の視点から物事を見たい時は、
頭で考えたことを紙に書き出してみましょう。

③等身大の自分を受け入れる

理想と現実のギャップに悩んでいる場合は、

自分の弱さや認識を理解し、
等身大の自分を受け入れることが大切です。

自分を過大評価しすぎると、
理想と現実のギャップに心が折れてしまいます。

等身大の自分を受け入れるための方法は…

✔︎人と比べないこと
✔︎できないこと「できる」と思わないこと
✔︎できない自分を恥ずかしいと思わないこと

人と比べず、
あるがままでいることで気持ちが楽になります。

自分を必要以上に大きく見せず、
欠点や短所を笑い飛ばせるようになれば、
打たれ強くなることが可能です。

④聞き流せるようになる 

小さなことでクヨクヨしてしまう場合は、
叱責や上司の小言の聞き流し方を覚えましょう。

"スルースキル"を身につけると
極限までストレスを軽減できます。

聞き流す力を身に付けるために大切なのは
言われたことを脳内で繰り返さないことです。

例えば上司から注意をされてしまうと、
嫌な気持ちになって落ち込んでしまいますよね。

しかし

上司の注意が終わった後にも、
注意をされたことや、その内容を思い出すと、
なかなか立ち直ることができません。

ミスを引きずらないためにも、
注意をされた場合はその場で反省し、
言われたことを思い出さないようにしましょう。

自分で自分の心を殺してはダメです。

自分を甘やかすくらいの気持ちで
自分の心に優しく接してあげましょう❗️

 

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