流行りに乗っかった(引地賢太Vol.91)
引地賢太です。
【流行りに乗っかった】
3日前にONE PIECEを見終えてしまい
何かないかと探していたら…『鬼滅の刃』が
とうとう僕の視界に入ってきてしまいした(笑)
今まで『流行り物に乗るもんか』
そう思って日々生活していたのですが、
あまりにも暇なので、もう我慢できません。
そしていざ、鬼滅の刃を観ると…
「あ〜〜、心に刺さる」
「現実社会にも通じることがあるな…」
と思いながら、見入ってしまいました。
そこで今回は、
鬼滅の刃歴3日の僕が、
鬼滅の刃について話します。
まだ3日間で感じた感覚なので、
4年前から鬼滅の刃ファンの方は
優しい目で見ていただければと思います。
✔️僕たちが生きている現実世界は、過酷
・思い通りにならない
・やりたいことは自由にできない
・欲しいものはすぐに手に入らない
特に、今、
新型コロナウイルスという
前代未聞の事態に襲われ、先は見えず
行き場のない怒りや悲しみに襲われてますね。
心が折れそうになる局面に
陥ることは少なくないと思います。
思い通りにならない社会を生き抜くなら強くなれ
成功者の本には上記のように書かれています。
では、どうすれば、人は強くなれるのか?
強いと言われる人は、どう振る舞うのか?
強いと言われる人は、何を考えているのか?
それをキャラクターを通して、
描かれている漫画が『鬼滅の刃』です。
✔️そもそも『鬼滅の刃』とは?
もう今や説明はいらないかもしれませんが、
2016年の春に『週刊少年ジャンプ』(集英社)
で連載がスタートした漫画です。
その後、2019年4月から始まった
アニメをきっかけに人気に火がつき、
コミックスシリーズ
累計発行部数は6000万部を突破(20年5月13日)
アニメ主題歌『紅蓮華』も大ヒット!
物語の舞台は大正時代。
家族を鬼に皆殺しにされた主人公・炭治郎が、
唯一生き残ったが凶暴な鬼になってしまった
妹・禰豆子を人間に戻し、
また家族を殺した鬼を討つため
旅立つというところから話は始まります。
大きな見どころは、
様々な人々との出会いや、鬼との戦いを経験し
人間として成長し、強くなっていく炭治郎の姿。
立ちはだかる壁が
大きくなればなるほど戦いは厳しくなりますが、
何事にも正々堂々と挑み、
最後まで諦めない姿勢を崩さない炭治郎は、
自然と見る者を応援したくなる気持ちにします。
✔️現代人が生きる上で大切な基礎を語る漫画
炭治郎が直面する現実は、理不尽なことだらけ。
悲しみが深く、絶望と隣り合わせ。
乗り越えても乗り越えても、壁が立ちはだかる。
それでも、炭治郎は前を向き続けます。
実は、そんな炭治郎の言動や行動は、
問題を解決したり、
状況を好転させるヒントに満ち溢れています。
現実社会において、
アナタも大なり小なり理不尽に感じる場面に
遭遇することはあると思います。
そんなときは、『鬼滅の刃』で学びましょう。
炭治郎を中心にした登場人物たちの言動は
現代人が忘れかけている、当たり前のことを、
やってしかるべきことが、非常に多いです。
✔︎目標達成には努力の積み重ねが欠かせないこと
✔︎人間は決して1人で生きていけないという現実
✔︎相手を認め、敬い、大切にしようとする姿勢
僕たちが当たり前のように思っていながら、
普段なかなか意識することのできない真理を、
これでもかというほど示してくれる漫画です。
象徴的なのが、
キャラクターが紡ぎだすセリフです。
彼らの言葉は、
『どう生きるべきか』『どう考えるべきか』
そういった指針が
ストレートに表現されており、
強く強く、心に刺さってくるのです。
例えば、主役の竈門炭治郎の次のセリフ。
「失っても失っても生きていくしかないです
どんなに打ちのめされようと」
炭治郎が、婚約者が鬼に喰われたことを知り
ショックを受ける青年に投げ掛けた言葉ですが、
✔︎理不尽な現実は変えられない
✔︎それに絶望せずに次の1歩を踏み出す
✔︎それが僕たちに課せられた運命である
という生きる指針を示してくれています。
それでも、
心が折れそうになるときもありますよね、、。
そんな絶望しそうな場面で、
炭治郎は、自分を鼓舞して乗り越えています。
「頑張れ 炭治郎 頑張れ!!
俺は今までよくやってきた!!
俺はできる奴だ!!そして今日も!!
これからも!!折れていても!!」
俺が挫けることは絶対に無い!!」
実は、心理学的に解説すると、
自分を鼓舞する方法を"自己宣言法"と言います。
何かに書いたり、
心の中で念じても効果はあるのですが、
一番効果的なのは
言葉にして口から発することです。
体の内側からだけでなく、
自分の耳を通して外から言葉が入ることで
内外両側から言い聞かせることができます。
宣言することによって、
目標に向けた行動を考えるようになります。
また、周囲に宣言することで責任が生まれます。
「言った手前、
なんの努力もしないわけにはいかない!」
「目標に少しでも近づかないと、恥ずかしい」
このような感情が生まれ、
自分を強くする原動力となります。
✔️『鬼滅の刃』は「自己宣言法」で溢れている
頑張れ、やれる、できる、怯むな、落ち着け、
集中しろ、諦めるな、喰らいつけ、負けるな、
『鬼滅の刃』には、強いセリフが溢れています。
ぜひ『鬼滅の刃』を観て
"当たり前"を再認識しませんか?
PS.
今、ONE PIECEのワノ国編が
伏線回収してて、目が離せないんだよな〜