語尾は印象を変える(引地賢太Vol.181)
引地賢太です。
【語尾は印象を変える】
あなたの周りには
物腰の柔らかい人はいますか?
物腰が柔らかいとは…
・優しげで品のある立ち居振る舞い。
・態度が丁寧で相手に威圧感を与えない。
上記のことを言います。
主に褒め言葉として使われる言葉ですね。
僕には無縁だと思っていた言葉ですが、
つい先日、
初めて「物腰が柔らかいですね」
という最大の褒め言葉を頂きました!
いや〜、嬉しすぎる!遂にここまできました。
✔️毒舌と言われすぎてきた過去
僕はコレまでの人生で
数え切れないほど言われた言葉があります。
・毒舌だよね
・口が悪いよね
・ハッキリ言うよね
コレらの言葉を言われすぎた人生です(笑)
コレも面白くて
別に毒舌になろうと思ってないし
口が悪いとも思っていなかったのです(笑)
思ったことを、素直に言葉にしてたら
毒舌だの口が悪いだの言われまくったのです。
ハッキリ言って心外でした(笑)
✔️口の悪い集団で育った高校生活
僕が「口が悪いよね」と言われる
原因となったのは、高校の環境にあります。
僕が所属していた硬式テニス部が
とにかく物事をハッキリ言う人間ばかりで
自己主張の強い人間ばかりが集まっていました。
そんな人間たちと毎日のように
練習して会話して遊んでってしていたら
物事をハッキリ言うことが
いつしか僕の中で当たり前になっていました。
むしろ、
僕より口が悪い人が沢山いたので
僕は「俺は優しい」くらいに思っていました(笑)
✔️口が悪いと気づいた2年間
高校を卒業して専門学校に進学してから
毒舌だの口が悪いだの言われまくりました。
そのとき初めて、
「あれ?俺って口が悪いのか?」
と、自覚するようになりました。
コレも面白くて、
高校卒業してから高校の同期と会うと…
「俺、口が悪いって言われるんだよね」
「なぜか、大学で毒舌キャラになってる」
と、同期は口走るのです。
生活する環境が変わったことで
自分たちの口の悪さを再確認しました(笑)
✔️物腰が柔らかい印象に変えるコツ
①一人称を『僕』に変える
これは男性限定で使えるコツです。
男性の一人称で一番多いのは「俺」ですが、
自分の一人称を『僕』に変えるだけで、
相手に対して優しい対応をすることが出来ます。
一人称を「俺」にすると、
どうしても気持ち的に強くなってしまい
乱暴な言葉遣いになりやすい傾向にあります。
それに比べて『僕』は
一人称として可愛い印象があり、
一人称を『僕』にしていくと
自然と柔らかい物腰が身についてきます。
② ゆっくり聞き取りやすい口調で話す
相手がどんな人でも聞き取りやすいように、
ゆっくりとした
聞き取りやすい口調で話すと
物腰の柔らかい印象になります。
加えて、一言一言
相手の反応を見ながら会話を進めましょう。
決して、自分の言いたいことを
早口でまくしたてるような口調はNGです。
僕の場合、
普段の日常会話では、
何も気にせずベラベラ話しますが、
相手の相談に乗るときは
丁寧にゆっくり話すことを心掛けています。
ゆっくり話すと、言葉の深みを表現できます。
③語尾を断定系ではなく、柔らかく伸ばす
ちゃんと伝えようとすると、
ストレート過ぎる表現になってしまい、
相手に強い印象を感じさせてしまいます。
断定系)「これお願い。」
柔軟系)「これお願いしてもいい?」
断定系)「そうだよね!」
柔軟系)「そうだよね~」
このようにして、
語尾を心がけるだけで、印象は変わります。
柔軟系のほうが
ふんわりした優しい印象を持ちますよね?
これら3つのコツを組み合わせることで
口が悪くて、毒舌毒舌言われまくった人間でも
物腰の柔らかい印象を作ることができます。
柔らかい印象を持ってもらいたいなら語尾から!