引地賢太

引地賢太のブログです

簡潔に話してって言われた(引地賢太Vol.59)

引地賢太です。

 

【簡潔に話してって言われた】

あなたの周りに

「あの人、話が長くて退屈……」
「なんだか話がつまらない……」

と感じる人はいますか?

はたまた、あなたのまわりではなく
あなた自身が「話が長い」「話がつまらない」
と言われてしまったことはありませんか?

どんな話をするにしても、
"話し方"は非常に大切です。

どれだけ面白い中身でも話し方が下手なら、
相手は興味を持って話を聞いてくれません。

特に「あの人、話が長い、退屈…」と感じるのは
話の中身よりも「話し方」によるものが多いです

実は、この問題、
「2つの言葉」と「1つの癖」を無くすだけで
話し方の「ダラダラ感」は、一気に半減します。

① つい出る「えー」「あのー」を言わない

早速ですが、
下記は僕が実際に受けた営業トークです。

「えっとですね、こちらの空気清浄器なんですけど、えーっと、従来品との大きな違いが3つほどありまして、1つめは、これをご覧になっていただくとわかると思うんですけど、かなりスリムで、軽量化されていまして、小さなお部屋に置きやすいんです。2つめは、パワーなんですけど、えー、この……」

上記のように
話の冒頭に「えー」「あのー」の
2つの言葉を頻繁に言ってしまう人は多いです。

これはもう無意識になっていて、
自分では気づいていないことが多い口癖です。

でもこれは、
聞く側にとっては非常に耳障りな言葉です、、。

なんか聞いている側はイライラしてきます。

逆に、話が上手い人は
「えー」「あのー」は使わない傾向にあります。

つまり、

「えー」「あのー」の2つをやめるだけで
見違えるほど、話し方のダラダラ感がなくなり、
グンと知性的で落ち着いた印象になります。

しかし、

口癖になっているので
止めろと言われても難しいですよね、、。

そこで2つ目に大切なのが

②「えー」「あのー」の言い換えを準備する

「えー」「あのー」を言わないためには、
「それに代わる言葉」を用意すると良いです。

「まあ」「それで」「だけど」「さて」など…

「えー」「あのー」を言ってしまうのは
言葉がパッと出てこない状態から出る口癖です。

そういうときは
「つなぎの言葉」を用意して
一旦、つなぎ言葉で場を保たせてから

「私は」「みなさんは」などの
主語の単語か話すことで、本筋に戻れます。

③「~です」「~ます」で終わらせ、短く話す

話の「ダラダラ感」をなくすポイントは
文章を「です」「ます」で終わらせることです。

文章が切れ目なしで続いてしまうと、
"話が長い"印象を相手に与えてしまいます。

「……で、……なんだけど、
 ……というのもあって、それでさあ……」

このような形で
文章を区切らず延々と話をすると

「この人、何が言いたいんだろ?」
「話長いな〜早く話終わらないかな〜」

と、知らぬ間に思われてしまっています。

話が長いと思われる人は
文章を区切らずに話をしている人が多いです。

もし「話が長い」と言われる人は
仕事でも日常会話でも、できるだけ一文を短く、
「~です」「~ます」で終わるよう話すことを、

心掛けると良いです。

気持ち的なイメージとしては
句読点「、」で話を繋げるのではなく
句読点「。」で話を適宜区切るような感じです。

特に人前で説明するときは、
「~です」「~ます」で終わることは大事です。

そういう話し方をすると、
きちんとした感じが出て、好印象になります。

でも、、

緊張したり焦ったりすると、
語尾まで気を使っていられませんよね、、。

僕も「あがり症」だから、気持ちがわかります。

なんと、

これにも簡単な「いい方法」があって、

一文を短く話す「秘訣」は、
一文ごとに『口を閉じること』です。

これを実践すると
きちんと「です、ます」で終わることが
できるようになります。

よく就活の面接や会社のプレゼンで

「簡潔明瞭に話すことが大事だよ」

って、指摘されることが多いと思います。

そんなときは
今回の3ステップを用いて
簡潔明瞭に話せるよう試行錯誤して
結果を掴み取りましょう!

 

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