さらば口下手ちゃん(引地賢太Vol.57)
引地賢太です。
【さらば口下手ちゃん】
突然ですが、
このような経験はありませんか?
✔︎お店で何かを注文しても聞き返される
✔︎何を話しているかわからないと言われる
✔︎自分が話し終わると、いつも場がしらける
ワーッと場を盛り上げる人を見て
"羨ましい"と感じたことはありませんか?
僕はあります。
何を隠そう、
僕自身も極度の上がり症で、
人前で話すのが大の苦手でした。
小学校の国語の授業の音読とか地獄でした。
授業参観の発表時間は赤面×腹痛の乱舞です。
そんな僕が
試行錯誤の末に見つけた
上手に話すための3つのポイントがあります。
たった「3つのポイント」を押さえるだけで、
誰でも「人前での話し方」が良くなれるのです。
ポイント①:声の「テンション」を使い分ける
これは僕の解釈ですが、
話すことは
「口からエネルギーを出して、人に届けること」
だと思います。
でも、そのエネルギーは
「常に最大出力を出せばいい」ものではなく、
【調節すること】が大事です。
ここでいう話し方のエネルギーは
"声の高さとスピード"で調節できるものです。
声のパターンは大きく分けて4つあります。
4つのパターンを使い分けることで、
効果的に「相手に伝える」ことができます!
(1)高い声×速く
元気/明るい/若い/エネルギッシュ/押しが強い
(2)低い声×速く
仕事が出来る/信頼感/明晰/クール
(3)高い声×ゆっくり
ほんわか/大らか/癒し/優しさ/母性的
(4)低い声×ゆっくり
落ち着き/癒し/悩み事相談/父性的
大勢の前で話すときは、
この4パターンのうち、「(1)高い声×速く」を
使うと場が盛り上がります。
特に最初は「高い声×高テンション」で話すと、
みんながワッと興味を持ってくれます。
ただ、
ずっと「高めの声」で話してしまうと、
聞く側はイライラして疲れてしまうので、
様子を見て、
今度は声のトーンを落として
「低めの声×ゆっくり」話すと効果的です。
でも「低めの声×低テンション」が続くと、
それはそれで今度はダレてきてしまうので
今度はテンションを上げるために
再び高い声で話すのがベストです。
最初、「高めの声」で始めて、
次に「低めの声」で話し、それを繰り返して、
最後は「高めの声」で締めると、
聞き手がうまく集中して聞いてくれて
話も盛り上がったように感じてくれます。
ポイント②:「強調したい部分」を意識する
次に大切なのが
話に「メリハリ」をつける工夫です。
具体的には、話の中で強調したい部分を
「高く」「大きく」「ゆっくり」話すことです。
以下の文を普通に朗読してみてください。
「弊社が新しく開発したロボット掃除機は、従来の機種に比べて、3つの特長があります。ひとつはゴミを吸い取りながらふき掃除が可能になったこと、2つは今までの2分の1の時間で掃除が終了すること、そして3つめはバッテリーの使用時間が今までの3倍になったことです」
次に、【 】で囲った部分を「高く」「大きく」
「ゆっくり」発音してみてください。
「弊社が新しく開発したロボット掃除機は、従来の機種に比べて、【3つの特長】があります。ひとつはゴミを吸い取りながら【ふき掃除が可能】になったこと、2つは【今までの2分の1の時間】で掃除が終了すること、そして3つめはバッテリーの長さが【今までの3倍】になったことです」
きっとメリハリがついて、
スピーチ上手になった気分になるはずです。
それができたら
「強調したい言葉」の前に、0.5秒の「間」
を置いて話すと、
さらに「強調したい言葉」が上手く伝わります。
ポイント③:口角を上げて、口を横に開く
口を横に開くこととで
一気に「明るい雰囲気」になります。
口を縦に開くことで
一気に「低くて力強い雰囲気」になります。
話してる内容は一緒でも
口の開き方ひとつで話の印象は異なります。
あとは「口角を上げて」話すのも大切です。
口角を上げて話すだけで
感じのいい優しい話し方になります。
自ずと好印象にもなります。
最後にイメージしやすいように
話し方のタイプ別で有名人を紹介します❗️
(1)高い声×速く
(2)低い声×速く
(3)高い声×ゆっくり
(4)低い声×ゆっくり
高田明さんは
プレゼンの天才ですよね(笑)
あの声を聞くだけで
なんかテンションも上がり場も盛り上がります。
ぜひ参考にしていただければと思います。