優先順位を考えて(引地賢太Vol.159)

引地賢太です。

【優先順位考えて】

僕は英語を話せません。
頑張って話せても挨拶しか出来ません。

ぶっちゃけ英語を話せる人が羨ましいです。

英語を話せる人を見ると

「凄いな〜羨ましいな〜」

このように思うこともあります。

日本の大学生には
とりあえずTOEICっていう文化がありますね。

学校の履修に入ってるから
頑張って取得してる人もいれば

就活に有利っぽいという理由で
頑張って取得してる人もいるはずです。

その心意気は素晴らしいです。

どんな理由であろうと
必死に取り組むのは素晴らしいことです。

しかし、

英語を重要視しすぎるあまり
多くの人が忘れてしまってることがあります。

それは【母国語】です。

皆さん、日本語ヤバすぎです。

最近、大学生が書いた文章を
頻繁に見る機会があったのですが、

「よくそれで慶應入れたね」
「慶應ってそんな日本語で入学できるの？」

と、思わず口から溢れるレベルです。
中学生の読書感想文を読んでいる気分でした。

こんなこと言うと「お前はどうなんだ 」と
言われそうですが、それは置いときましょう(笑)

とりあえず僕が伝えたいことは

英語より母国語を
どうにかしませんか？っていう話です。

日本で仕事するなら英語より日本語です。
日本人の恋人が欲しかったら日本語です。
日本人の友達が欲しかったら日本語です。

とにかく日本語です。

既に親しみのある
日本語を正しく取り扱えない人間が
母国語ではない英語を覚えるなんて無理です。

覚えることは出来たとしても
ビジネスレベルで活用するのは、まず無理です。

最優先事項は『母国語』です。

英語も素晴らしいです。
学びたければ学べばいいです。

英語は世界共通の言語です。
覚えておいて絶対損はありません。

海外の人と会話できたら楽しそうだよね。

僕だって海外スポーツ選手の
インタビューを字幕無しで聞きたいです。

でもさ、、

冷静に考えて
絶対に日本語のほうが重要だよね。

日本語のほうが
使う機会が明らかに多いよね(笑)

そうなったら、日本語鍛えたほうがよくない？

✔️自分の現状の言語化力を確認する方法

僕は学生時代、
コミュニケーション力に自信がありました。

昔から話すことが好きだったので、
日本語が得意な人間だと思っていました。

しかし、就活で用いる
エントリーシート作成で気づかされました。

「自分は日本語が全く出来ない人間だ」

びっくりするほど日本語が出てきませんでした。

会話してるときは、
その場のノリや雰囲気で
乗り越えることができるのですが、

文章では誤魔化しが利きません。
その人の言語化力が丸見えになります。

じゃあどうやって
日本語を鍛えるかって話ですが…

✔️日本語に触れる機会を増やす

コレしか方法はありません。

一番簡単に触れる方法は『読書』ですね。

ここで1つ、読書をする上で注意点があります。

※好きなジャンルの本だけを読まない

コレを徹底すると語彙力が上がるらしいです。

・ビジネス本だけ読む
・スポーツ雑誌だけ読む

こういうのは避けたほうが良いらしいです。

好きなジャンルだけ読むと
使用されてる単語や熟語に偏りが出て
語彙力が鍛えられないって

言語学者の石黒圭さんが仰っています。

あとは、とにかく文章を使って
誰かに自分の考えを伝えてみてください。

文章力を鍛えれば
必然的に日本語が上手くなります。

日本語が上手くなると信じて、
今日で毎日文章を書き続けて438日目。

どうかな？少しくらいは成長できたかな？

今この投稿を見れているアナタ！

僕と一緒に語彙力を鍛えましょう。

色々批判しましたが
僕だって語彙力に欠ける部分があります。

僕もアナタと同じスタートラインの上にいます。

一緒に語彙力を鍛えましょう！