好き嫌いは表裏一体(引地賢太Vol.158)
引地賢太です。
【好き嫌いは表裏一体】
✔︎伝えても誤解されてしまう
✔︎自分の思っていることを伝えられない
このように多くの方が
コミュニケーションで悩みを抱えています。
コミュニケーションの悩みの中心には
いつも必ず『人』が存在していますね。
好かれたい/好かれたくない
嫌われたい/嫌われたくない
流石に「嫌われたい」は無いかな(笑)
でね、僕はふと思ったんだけど、
人間誰かしらに嫌われていると思うんだ(笑)
意見を言っても言わなくても
どうせ誰かしらに嫌われています。
僕もあなたも
気づかぬうちに誰かから嫌われています。
逆に、勝手に好かれていることだってあります。
仕方ないよ。人間だもの。
人の好き嫌いくらいあるって。
だったら言いたいこと言って
誰かに嫌われるかもしれないけど
自分の意見に賛同し好いてくれる味方を
出来るだけ多く集めたほうが良いんじゃない?
って僕は思ったんだよね。
そのほうが絶対に楽しいと思うんだよね。
そこで今回は、「自分を上手に表現する」
コツのようなものを5つにまとめて紹介します。
①“私”を主語にして伝える
自分が相手に伝えたいと思っていることは
自分にしか分かりません。
なので、そのことを伝えるときは
必ず主語を“私”にして伝えましょう。
皆んなあまりにも協調性がありすぎて、
主語を「私」にして発言してる人は少ないです。
もっと自分を出して大丈夫です。
少しくらいワガママになって良いと思います。
自分の気持ちは
自分自身が起こしているものです。
“あなたが”とか“みんなが”ではないのです。
主語を「私」にすることで、
自分の言動にも責任が持てるようになります。
②自己開示をする
自己開示とは
"自分のことを相手に知らせる”ことです。
“話上手は聞き上手”とは言うものの、
聞いてばかりでは
相手に理解してもらうことはできません。
コミュニケーションは
言葉のキャッチボールですから、
自分の話もオープンにしてみましょう。
変な意味ではないですが、
お互いの個人情報を教え合うと
謎の信頼関係が生まれるはずです。
③“聞く”のではなく相手に興味を持って“聴く”
これは“積極的傾聴”と言われるものです。
相手が何かを言っているということは、
自分に何かを伝えようとしてくれています。
そのメッセージを受け取るときは、
相手の発した言葉だけを聞くのではなく
「何を伝えようとしているのだろう?」
というように
相手の思いや気持ちを理解しようとする
思いやりの姿勢で話を"聴く"ことが大切です。
言葉だけを受け止めるのではなく、
相手そのものに興味を持つと良いです。
言葉だけ受け取ると、
必ずコミュニケーションエラーが起きます。
④言葉と言葉以外のメッセージを一致させる
コミュニケーションは
表情,姿勢,口調など、言葉以外からも
沢山のメッセージが込められて送られています。
笑顔で“やめてください”と言っても
“やめてほしい”気持ちは伝わりませんよね。
言葉と言葉以外のメッセージが一致しないと、
相手に伝わらないどころか、
相手が混乱することもあります。
特に気持ちを伝えるときには、
表情,姿勢,口調を一致させるようと良いですね。
伝える際、言葉そのものの威力よりも
表情や口調のほうが強いので注意してください。
冗談が冗談に受け取ってもらえない人は
大体、表情や口調でエラーを起こしています。
冗談なら冗談らしい表情と口調でね。
⑤自分の気持ちを率直に伝える
自分を上手に表現するには
相手がどうとかは一切関係なく、
いかに“自分”を伝えていくかがポイントです。
そのために、
✔︎自分が相手に何をしてほしいのだろう?
✔︎自分が相手に伝えたいことはなんだろう?
などと、自分の気持ちを確かめて、
そのことを率直に言語化してみましょう。
自分が伝えたことを相手がどう受け取るかは、
相手にしか分からないことです。
自分の本音を知らないまま
中途半端に好かれ続けるより、
『自分の本音を知って嫌う人はサヨナラ!』
『本音を知っても理解してくれる人を大切に!』
この考え方でいるほうが、生きるのがラクだよ。