引地賢太

引地賢太のブログです

前置き会話術(引地賢太Vol.293)

引地賢太です。

 

【前置き会話術】

「何だか嫌われている」
「(周囲の人に)煙たがられている」

そんな気持ちを抱いた経験はありますか?

僕は勿論あるのですが
かといって、嫌がられる理由が
見当たらないときってありますよね。

特に嫌がらせをしたわけでもないし
失礼な行動を取った身に覚えもないのに
知らず知らずのうちに嫌われて避けられる…。

これって一番メンタルにきますよね。

相手から嫌われた理由がわかっていれば
嫌われないよう改善を重ねれば良いですが

なぜか周りから嫌われてしまう人は、
無意識のうちに相手を不快にさせています。

下記5つの項目は
嫌われる確率が高い話し方です。

●自慢話をする
●自己主張が強い
●言い訳ばかりする
●語尾の使い方が曖昧
●感謝の伝え方が不十分

この5つの中でも「自慢話をする」
の改善点について詳しく解説します。

✔️自慢話は嫌われる?

自分の好きなことだけを
一方的に話してしまう人は
嫌われてしまう傾向にあります。

特に自分にとって誇らしいことがあると、
聞いてほしい、褒めてほしい、共感してほしい
このように思うことはごく自然な現象です。

しかし、
その話ばかりだと相手は退屈してしまいます。

話し上手は聞き上手と言われるように、
熱心に相手の話を聞ける人は好かれます。

人は誰でも、
自分の話を聞いてほしい!
理解してもらいたい!「欲求」があるので、

相手の話を「聞く」ことに集中すれば
相手の承認欲求は満たされていくわけです。

話して聞いて話して聞いて
話して聞いて話して聞いて

やっぱりコミュニケーションは
会話のキャッチボールで成り立ちます。

ですから、会話するときは
相手の話を聴くことにも集中しましょう。

✔️嫌われる自慢話

嫌われやすい
代表的なNG自慢話言葉として
「自慢するわけではありませんが…」
というのがあります。

これって本当は
自慢したい本音が見え見えですよね。

自慢話が嫌われる理由って
「この人、凄いって思われたいんだな」
と、間接的に自慢アピールが伝わることです。

なんか素直じゃないというか
回りくどく自分をアピールしてるというか…

こういう自慢話の仕方は嫌われます。

✔️好かれる自慢話

じゃあ、全ての自慢話が嫌われるかというと
そういうわけじゃないのが面白いんですよね。

むしろ、「自慢話なんだけどいい?」と
前置きするだけで、はるかに好感を得られます。

「自慢じゃないんだけど…」

このように前置きをされた側は
自慢話じゃないと思って話を聞くので、
そこで結局自慢したい下心が見えてしまうと、

「なんだよ、結局自慢話かよ」

このように裏切られた気持ちになり
それが結果的に不快感に繋がり嫌われます。

これ凄いわかりやすいのが
学校のテスト返しのときです。

A君:「勉強してないんだけど90点だった」
B君:「今回はちゃんと勉強して90点だった」

どちらのほうが好感持てますか?
おそらくB君に好感を持ちますよね。

A君の場合は
「本当は勉強してるだろお前」
というツッコミ要素がありますよね。

たまに本当に
学校の授業のみで全て理解できちゃう
天才型の人もいるからムカつきますよね(笑)

この学校のテストの要領と同じで
「自慢話なんだけど」
このように前置きをして話し始めると

自慢話をされる相手側も
「この人は今から自慢話をする」
という前提のもとで話を聞くので

仮に自慢話をされても
「自慢話をする」って言われてるんだから
裏切られた気持ちにはならず、

むしろ話に一貫性があるので、
「素直で真っ直ぐな人なんだな」
このようにプラスの印象を持ちます。

自慢話は中途半端にしたらダメです。
どうせ自慢するなら堂々としましょう!

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