脳は鍛えられる(引地賢太Vol.63)
引地賢太です。
【脳は鍛えられる】
頭の回転を早くしたいと思って
本やセミナーで学ぶ人は意外と多いです。
頭の回転が早い人は…
✔︎決断が速い
✔︎仕事の効率が良い
✔︎会話のテンポが速い
✔︎分類能力に長けている
✔︎要点を上手くまとめられる
このような特徴があります。
逆に、頭の回転が遅い人は…
✔︎ 探求心がない
✔︎ 気遣いができない
✔︎スケジュール立てが苦手
このような特徴があります。
実は、頭の回転を早くすることは、
簡単なトレーニングで実現可能です。
今回は
頭の回転が早い人の脳のメカニズムと
具体的なトレーニング法について解説します。
簡単にできるトレーニングばかりなので、
ぜひ気に入ったものがあれば試してみて下さい。
【頭の回転を早くする=情報処理速度を上げる】
そもそも頭の回転が早い人は
情報処理速度が速い人を指します。
つまり、頭の回転を早くしたければ、
情報処理速度を上げるトレーニングが必要です。
では頭の回転が早い人たちは、
どのように脳を使っているのでしょうか?
そもそも脳の情報処理の構造は大きく分けると、
①インプット②脳内処理③アウトプット
この3つに分けることができます。
①インプット
初めに行うのが情報のインプットです。
そもそも情報を取得しなければ、
物事を判断する事も、考える事も出来ません。
本を読む、ニュースを見るなど
様々なインプット手段があります。
頭の回転が早い人たちは、
インプットの量と質が優れています。
例えば、
毎日必ず新聞を読む時間を設けたり、
5ちゃんねるの口コミなど信憑性の低い情報には
接しないよう日頃から配慮しています。
②脳内処理
次は、インプットした情報を処理する工程です。
頭の回転が早い人たちは、
脳内処理をキチンと行うため
常に頭がスッキリした状態です。
ノートに書き出して
脳内に情報を貯め込まないようにしたり、
納得がいくまで考えることで
疑問を残さないようにしたりしています。
③アウトプット
最後に行うのがアウトプットです。
結果に直接結びつくのはアウトプットなので、
頭の回転が早い人たちは
アウトプットを非常に重要視します。
また、
先にアウトプットしたいことを決めてから
インプットや脳内処理を行うことで、
無駄なく情報処理が行えます。
ここで抑えるポイントは
頭の回転を速くするためには
情報処理の構造の3つの工程全てを
トレーニングする必要があるということです。
全て実践しないと
頭の回転は早くなりません…。
じゃあ、どんなトレーニングをすれば良いのか?
今日から出来るトレーニング【インプット編】
頭の回転を早くする
インプットに関するトレーニングは以下です。
✔︎読書をする
✔︎ニュースを見る
✔︎物事を探求してみる
興味がある題材をとことん探求してください。
読書は
自分にはない考え方や視点を発見でき、
視野が広がるのでインプットに最適です。
ネットニュースを見るのも効果的です。
とにかく、沢山の情報に触れることが大切です。
今日から出来るトレーニング【脳内処理編】
頭の回転を早くする
脳内処理に関するトレーニングは以下です。
✔︎日記を書く
✔︎十分な睡眠をとる
✔︎適度な運動をする
脳内処理の精度を上げるために睡眠は重要です。
なぜなら、
脳は寝ている間に情報を整理するからです。
適度な運動をすることも、
脳内処理の精度を上げてくれます。
あと、1日の終わりに日記もおすすめです。
その日あった出来事をまとめることで、
脳内が整理された状態を常に維持できます。
今日から出来るトレーニング【アウトプット編】
頭の回転を早くする
アウトプットに関するトレーニングは以下です。
✔︎会話する
✔︎即決する
✔︎高速音読
会話は相手の情報を取得する力と、
必要に応じて自分の持っている知識を
引っ張り出す力の両方が鍛えられます。
また、普段から決断を早める訓練をしておくと、
脳がその処理スピードに慣れて
素早く情報処理することが当たり前になります。
昼のメニューを決めるとき、
帰り道を決めるとき、夕飯を考えるときなど、
身近でトレーニング可能です。
さらに。高速音読もおすすめです。
やることは「音読をする」という
誰にでも出来る簡単なトレーニングです。
音読するのは
新聞でもネットの文章でもなんでも構いません。
難しい内容のほうが、
脳により負荷が掛かるため、
トレーニングに効果的と言われています。
ぜひ、どれか1つずつで良いので
日常生活に取り入れ頭の回転を早くしませんか?