引地賢太

引地賢太のブログです

相手の立場に立つ真髄(引地賢太Vol.134)

引地賢太です。

 

【相手の立場に立つ真髄】

突然ですが、

昨日、新宿にある某焼肉屋
3ヶ月ぶりに焼き肉を食べhappyな状態のとき

店員さんの腕が
僕の目の前にあるシャンディ・ガフ
見事直撃し、僕の右膝がずぶ濡れになりました。

しかし、

店を出る際、僕も店員さんも笑顔でした。

ここに『人間関係を良好にする真髄がある』
と、勝手に僕は思いました(笑)

これから人間関係を良好に保つ
ずぶ濡れシャンディ・ガフ思考を紹介します。

✔️怒っても何も変わらない

店員さんがジョッキに触れて
シャンディ・ガフが倒れ僕の膝が濡れたとき、

正直、僕はイラッとしました(笑)

2秒間ほど、イラッとしました。
イラッとしますよ。そこまで人間できてない(笑)

その後に、僕は考えました。

(ズボン汚れてないかな。Tシャツ大丈夫か)

濡れた瞬間は、
店員さんのことなんて考えられません。

まずは、自分の身の回りを気にしました。

すると、店員さんは言いました。

「大丈夫ですか?大変申し訳ございません」

そう言って、タオルなどをくれました。

このとき
僕は頭の中で様々なことを考えていました。

・店員さんのトラウマになったら嫌だな
・焼肉食べれた嬉しさで気にしてない(笑)
・怒鳴ったところで濡れた状態は変わらない
・そもそも怒鳴りなれてないから怒鳴れない(笑)

そこで、僕は笑いながら言いました。

「全然大丈夫ですよ。洗濯すれば良いんで。」

神対応まではいきませんが、
我ながら良い対応をしたなって思います(笑)

その後、店員さんが
シャンディ・ガフを持ってきてくれました。

このとき、自分でも
びっくりするような言葉が口から出てきました。

「やった。シャンディ・ガフちょっと増えた。」

どこまでポジティブなんでしょうね(笑)

半分くらい飲みかけのシャンディ・ガフ
店員さんが倒したので

満杯のシャンディ・ガフが出てきて
なんかちょっと得した気分になったんですよね。

その後も…

倒した店員さん以外の店員さんから

「大丈夫ですか?申し訳ございません。」

と、丁寧すぎるくらいの接客を受けました。

さらに、サービスとして、

厳選焼肉3種盛りを2人前頼んだら
厳選焼肉3種盛りを3人前で持ってきてくれたり

希少部位である「ざぶとん」を
サービスとして提供してくださるなど、

満足すぎるほどの接客を受けました。

そして、気づいたら僕の心は…

シャンディ・ガフさん
 倒れてくれてありがとうございます‼️」

倒れたシャンディ・ガフ様々ですよ(笑)

そして最後は、

「また食べにきますね。」

そう言って、店を後にしました。

この一件から、たくさん学ぶことがありました。

✔️自分がされて嫌なことはしない

あなたが仮に店員さんだった場合、
失敗してお客様に怒鳴られたらどうですか?

自分に非があるのは百も承知だけど
怒鳴られるのは嫌ですよね。。僕も嫌です。

だから、今回の件で僕は笑顔で対応しました。

店員さんの気持ちを考えもしましたし、
仮に僕が店員さんの立場で接客していたら

「ごめんなさい。でも怒らないで〜」

って、心の中で願い続けるからです(笑)

今回の件に限らず、
日常会話でも仕事でも

『自分がされて嫌なことはしない』

という心掛けは、
非常に大切であり、人間関係を良好に保ちます。

✔️嬉しいは共存しないが、嫌は共存する

「自分がされて嫌なことはしない」と言うと
よく、「相手によって違うよね」と言われます。

仰ることはわかります。

人それぞれ価値観が違うので、
自分の価値観で「これされたら嬉しいかな」
と考え行動しても的外れになることはあります。

でも、「自分がされて嫌なことはしない」って
高確率で相手の心の的を得ることが多いし、

仮に的を得ていなくても、「嫌なことはしない」
なので、相手にとっては無害ですよね?

喜んでもらえると思ってプレゼントを挙げて
的外れで、相手の期待を損ねることはあっても、

"嫌なことはしない"は、
そもそも「嫌なことを"行動しない"」だから
相手にとっては無害ですよね?

自分がされて嫌なことをしないだけで、
かなり自分の人間関係は変わると思います。

因みに僕が15歳まで人間関係をしくじった理由は
自分がされて嫌なことをやってしまっていたから

着地点を見失いましたが、人間関係を楽しもう!

 

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