弱みは共感(引地賢太Vol.133)
引地賢太です。
【弱みは共感】
昨日、僕は…
自分のことを開示すれば
相手も必然的に話しやすい状況になり、
「良好な人間関係を作れる」と言いました。
自己開示の返報性の威力は凄まじいです。
相手と仲良くなるために
一番効率的な方法だと思います。
しかし、
ただ自己開示をすれば良いわけではありません。
どのような話のテーマで
相手に自己開示をしていくのか…
ココが一番のポイントです。
そこで今回は、
効果的な「自己開示のテーマ」を紹介します。
✔️弱みの取り扱い方が人生を変える
結論から先に伝えると、
あなたが抱える弱みや失敗が
人間関係を良好にするために
一番効果的な自己開示テーマです。
あなたの良いところではありません。
あなたの悪い点や失敗を話すのです。
人間関係が苦手な人は、
自分の弱みや至らなさを人に見せれば
その人との関係が不利になり見下されてしまう…
という誤解を持っています。
その考え方を少しだけ変えましょう。
✔️誰しも弱みを持っている
僕もそうですが、
人は自分の良い点を見つけるのが不得意です。
逆に自分の悪い点を見つけるのは大得意です。
長所を聞かれたら
恥ずかしいし自慢してるように聞こえるから
堂々と言えないけど、
短所を聞かれたら
いろんなコンプレックスがあるから
ぼろぼろ人に言えるってこと、ありませんか?
僕はあります。
最近は、自分の良い点も
見つめる努力を頑張ってしていますが、
とは言っても、頑張らないと見つけられません。
しかし、
自分の悪い点は、どんどん思いつきます(笑)
✔️弱みは人間らしさを生む
例えばですけど、
幼稚園の頃から優等生で
高校は灘高校を卒業していて
大学は京都大学へ進学している。
これだけ見ると、
なんか近寄り辛くないですか?
「この人は、才能の塊なんだな」
「自分とはかけ離れている人だな」
このような印象を持ってしまいません?
僕なら、話しかけるとすら躊躇してしまいます。
でもこんな優秀な人が…
・包丁を持ったことないくらい料理が下手
・運転免許は持ってるけどペーパードライバー
こんな感じだと、少しだけ安心しませんか(笑)?
このように弱みは親近感を生みます。
✔️弱みは安心感も生む
自分の弱みをネタにして
悪い印象を持つ人は殆どいません。
むしろ、
弱みやいたらなさを表現してくれると、
「自分もいたらない部分を見せていいんだ」
という安心できる環境を作ることができます。
部下の前で虚勢を張り、
自分の優れている部分ばかりを語る上司に
部下はついて行きません。
反対に自分のいたらなさを
自然に見せてくれる上司に部下は心を開きます。
自虐ネタは最強です。
✔️自虐ネタは笑いやすい
フジテレビで定期的に放送されている
人志松本のすべらない話を思い出してください。
だいたい面白いエピソードや
爆笑が生まれるエピソードって
その人自身の失敗談や自虐ネタです。
自虐ネタの良いところは、
その人自身が自分の失敗をネタにしてるので
受けて側としても
素直に笑いやすいんですよね(笑)
ココでの注意点としては、
自己開示で話す弱みはネタにしてくださいね(笑)
ネタになっていないマジトーンの弱みは
笑える空気じゃなくなるので、どんよりします。
✔️失敗や弱みをストックしよう
さあ、あなたの弱みやいたらなさはなんですか?
探さなくても、いっぱいあるでしょう。
それを事前に思い出し、記憶しておきましょう。
いいタイミングで誰かに話せば、
自分も相手も気分がラクになって、
自然と話が弾むので、
気づいたら、相手がベラベラ話します(笑)
ー追伸ー
最近あった失敗談で一番面白かったのは
6月15日のニッポン放送のラジオ
菅田将暉のオールナイトニッポンで話した
「尿検査キットを便器に落として
トイレが詰まり、業者を呼んだ話」です。