オンライン会話の流儀(引地賢太Vol.65)
引地賢太です。
【オンライン会話の流儀】
新型コロナウイルスの感染拡大防止策として、
テレワーク,Webを使った会議,打ち合わせなど、
近頃はオンラインでの会話が多くなっています。
しかし、オンラインで話してみると、
「普段の会話のようにいかないことが多い」
と感じ、苦手意識を持っている人も多いです。
そこで今回は
・嫌われるオンラインでの話し方
・オンラインで話すときのポイント
を、6つ紹介します。
ぜひ、オンライン会議では
6つのNGに気をつけて会話してみましょう!
①相手の話が終わらないうちに話を挟む
普段の会話でも相手の話が終わらないうちに
自分の話を挟んでくる人は多いと思いますが、
Webでの会話のときは、特に注意が必要です。
途中で相手の話を遮ってしまうのは、
相手に不快な思いをさせてしまうので
普段の会話でも好ましくないことです。
特にオンラインでは
音声に時差があるので、注意が必要です。
そこで、
相手の話が終わったら、
少し「ポーズ(間を置く)」を入れましょう。
この一瞬のポーズで、
相手が「何かな?」と自分に注意を引かれ
「自分の話をきちんと聞いてくれて、
理解してくれた」と思ってくれます。
②声が低くて小さい
普段の会話でも声が低く小さいと、
相手は声が聞き取りにくくなりますが、
Webでの会話になると、
ますます聞き取りにくくなってしまいます。
その結果、「不愛想」「冷たい」と
相手に不快な思いをさせてしまいます。
そこで「Webでの会話」のときは、
声のトーンを「少し高め」に意識しましょう!
また、
声のトーンを高めにすることで
声が通りやすくなり「大きい声」に自然となり
明るい,ハキハキ,といった
プラスの印象に繋がります。
③淡々と話す
淡々とした口調の話し方というのは、
普段の会話でも印象に残りにくいのですが、
Webでの会話になると、
さらに印象が薄くなります。
「この人は何が言いたかったんだろう…」
と、思われるだけで終わってしまい、
伝えたいことも伝えられないままになります。
そこで、
相手に伝えたいところは
"ゆっくり"話すことを心がけてみましょう。
ゆっくり話すことで、相手が注目して
「ここが伝えたいんだな」と認識してくれます。
④ムッとした表情
「なんかムッとしているみたい……」
と、言われてしまうことはありませんか?
怒っているわけではないのに表情が乏しいと
相手にマイナスの印象を持たれてしまいます。
特にWebでの会話は表情が目立ってしまいます。
そこで、
口角を上げて話すことを心がけてみましょう!
口角を上げると自然と感じのいい、
優しい雰囲気の声が出せるようになります。
⑤早口になる
普段の話し方でも、
早口で話すのは内容が上滑りして
相手に伝わりにくくなりがちですが、
Webでの会話で早口になると、
さらに伝わりにくくなってしまいます。
そこで、Webでの会話のときは、
普段より『一音一音を丁寧にはっきり発音する』
ことを意識しながら話してみましょう。
また、『口をしっかり開ける』ことも大切です。
話すとき、
口を大きく開けていない人は意外と多いです。
僕もその一人です…。
『口をしっかり開ける』
『一音一音を丁寧にはっきり発音する』
意識して話すことで、
相手に伝わる力が倍増します。
⑥話している間に「体がゆらゆら揺れる」
話すとき身体が揺れる人がいますが、
その揺れは「Webでの会話」になると、
普段の会話のときよりも目立ってしまい、
「自信がないのかな?」
と、相手を不安な気持ちにさせてしまいます。
話すとき、
手や身体を動かすことはありますが、
それは自然な動きなので全く問題ありません。
この「ゆらゆら」とした動きは
呼吸が関係していることが多く「胸式呼吸」で
話すときに起こりやすくなりがちです。
しっかり下半身で体を支えられなくなるため、
意味のない体の動きが出てきてしまうのです。
ここでは「腹式呼吸」で話すようにすると、
下半身が頑丈になり意味のない動きが消えます。
腹式呼吸を意識して
話すように心がけてみましょう。
オンラインは気を使うことも多いですが
試行錯誤しながら取り組んでいきましょう❗️