褒めるゾーンを広げよう(引地賢太Vol.185)
引地賢太です。
【褒めるゾーンを広げよう】
あなたの身の回りに
あなたのやる気を上げてくれる人や
あなたのモチベーションを上げる人はいますか?
もしいるのであれば、その人は褒め上手ですね。
褒め上手の人は
相手にエネルギーを与えることができ
その人自身も、周りに愛されるようになります。
しかし、ただ褒めれば良いわけでもありません。
ちゃんと褒めたのに
褒められた気にならない人もいます。
そこで今回は、
相手を無理なく褒めることができる
褒め上手になるためのコツを紹介します!
✔️褒める基準
僕達の脳内には「あたりまえゾーン」
というものが存在します。
これくらいは、やって当たり前って奴ですね。
当たり前の例①)
家に帰ったら
母親か奥さんが料理を準備してくれていて
用意された食事が白米と塩だったらどうします?
「えっこんだけ?」ってなりますよね。。
当たり前の例②)
高級レストランに行って
本日のメインディッシュは…と言われて
白い皿にロールパンだけ乗ってたらどうします?
多くの人が怒って帰ると思います。
でも、、コレは日本だから起こる現象です。
僕たち日本人は
食べ物に関しては当たり前の基準が高いです。
なぜなら、
発展途上国と比べて、豊かな国だからです。
人は、
あたりまえゾーンを上回ってきたら、
褒めるなり感謝っていう形で表現します。
逆に、
あたりまえゾーンを下回ってきたら、
不平不満とか愚痴が溢れでるように出てきます。
つまり、あたりまえゾーンが軸となって
褒めたり不満を言ったりと表現が変わります。
✔️あたりまえゾーンを下げよう
相手を簡単に褒めるコツの1つ目は
あたりまえゾーンを下げることです。
例えば…
友達と約束をしたら
5分前に約束場所に到着しておくことは
人によっては当たり前なのかもしれませんね。
5分前行動って言われますからね。
でもね、、
果たして時間通りに来ることは
本当に当たり前なことなのでしょうか?
確かに当たり前かもしれせんね。
でも少し疑問に思うだけで
相手に対しての言葉掛けが変わります。
✔️「ありがとう」の反対は「あたりまえ」
マザーテレサの言葉として、
『ありがとうの反対はあたりまえ』
という感慨深い言葉があります。
人というのは、
当たり前になると人は感謝しなくなり
感謝を忘れ人の良いところが見えなくなります。
母親が作ってくれる料理を
作ってくれて当たり前だと思っていませんか?
奥さんが作ってくれる料理を
作ってくれて当たり前だと思っていませんか?
✔️あたりまえに感謝しよう
当たり前の基準を下げて
相手のことを見るよう心がけると、
あなたも相手も満足感で満たされます。
料理を作ってくれた人には、
「美味しい料理を作ってくれてありがとう」
20分遅刻してきた彼女には、
「朝早いのにメイクして
綺麗な格好してきてくれてありがとう」
「遅れてでも会いにきてくれてありがとう」
コレで良いんです。
当たり前かもしれないことを
当たり前のように褒めることで、
相手の存在を肯定してることになります。
✔️あたりまえを褒めることを日常に
ただ、これの注意点として
好かれようとして褒めるとかは論外です。
日常生活から褒めている人じゃないと
「コイツ、口先だけで言ってるな」
って、褒めなれていないことが、即バレます。
なので、最後に褒めるコツ2つ目として…
心の中で、「ある程度」「わりと」
っていうことを考えながら人を見ると良いです。
この気持ちを持って人を見てると、
人の良いところが簡単に見つかります。
無理に褒める必要はありませんが、
日常生活からあたりまえゾーンを下げて
相手を自然に褒められる状態を維持しましょう。
自然な褒め言葉は、相手を笑顔にするはずです。