引地賢太

引地賢太のブログです

巻き込み最強説(引地賢太Vol.116)

引地賢太です。

 

【巻き込み最強説】

『伝え方』で人生は変わる。

就活も仕事も下手したら恋愛も
全て『伝え方』で大きく結果が変わります。

今日も引き続き
あなたに「劇的に相手の反応が変わる伝え方」
5つ目を紹介していきます。

1日目は『相手のメリットを提示しろ』
2日目は『相手のデメリットを提示しろ』
3日目は『決断させるのではなく比較させよう』
4日目は『承認してから伝えよう』

でしたね。

気になる方は
過去の投稿をご覧ください。

本日で、会話テクニック最終回です。

✔️巻き込んで一緒にやろう

正直言って、
僕は今回のテクニックが
一番最強だと思っています。

あなたは子供の頃、

「〇〇、勉強しなさい」

と、親から言われたことはありませんか?

僕はあります。

勉強よりもゲームしたり
外でドッジボールしたほうが楽しかったので

「なんで勉強ならないといけないの?」

と、毎日のように思っていました。

勉強する意味がわかりませんでした。

勉強するメリットもわからないし
勉強しないことのデメリットもわからないし

"やれ!"って言われたらやりたくなくなるし
勉強したことで承認されることもなかったし…

唯一「宿題をしないと先生に怒られる」
という、勉強しないことへのデメリットは
薄々感じていたので、宿題はやっていましたが、

それでも「なぜ勉強しないといけないの?」
という疑問が解けることはありませんでした。

そんなとき、僕は母親から

「読書をしなさい」

というふうに伝えられました。

この流れだと

「なんで読書しないといけないの?」

と、幼少期の僕は言いそうですが、
この"読書"だけは、素直に実践したのです。

なぜでしょう?

なぜ、なんでなんで人間の
うざったい幼少期の引地賢太は、

読書だけは素直に実践したのでしょうか?

コレには、ある心理が働いています。

✔️実践させたいなら、自分が実践しろ

なぜ僕が、読書だけは実践したのか…

その理由は『母親が毎日読書をしていた』

ということです。

なぜ幼少期の頃の僕が、
勉強をやらなかったのかというと…

勉強してる姿を見たことない母親が
「勉強しなさい」と言ってきたからです。

つまり、幼少期のうざったい僕を動かすには
説得力に欠けていたのです、、。

こういう現象って、
実は会社でもよくある話です。

僕は入社した当初、

3年前まではバリバリの
エリート営業マンだった管理職の上司に

「〇〇しろよ」「〇〇のほうがいいよ」

と、アドバイスされましたが、
どうしても腑に落ちませんでした。

なぜなら、

その上司が営業マンとして
活躍していた3年前の姿を知らないからです。

どうしても「口だけ上司」
の、発言に聞こえてしまったのです。

しかし、あるとき
たまたまその上司と一緒に
商談に出向く機会がありました。

新卒の僕は
上司が隣で商談している姿を初めて見ました。

そして、僕はこのように思うのです。

「…〇〇さん、すげ〜。商談がスムーズすぎる」

これを機に、僕の気持ちは一変し、
その上司の言葉が腑に落ちるようになりました。

以上のことから分かる通り、
人は「巻き込まれたら」素直に実践します。

「掃除して」

と言われたら、ムカつくけど

「いま頭の中を整理して
 気持ちよく仕事するために掃除してるんだけど
 〇〇も一緒に掃除しない?」

みたいなことを言われたら
断る気が薄れて実践するのです。

「一緒にやろう」って言われると、
「やらないと自分だけ悪役」みたいな感じになり

断りづらい状況になるんですよね(笑)

「一緒に」ということは、
少なからず「一緒に」と言った人も
実践する負荷が掛かるので

「〇〇さんもやってくださいよ」

みたいな言い訳も、出来ない状況になります。

「一緒にやろう」
「一緒に考えよう」

こんな感じで
自分自身も「実践する」という負担を付ければ

「〇〇さんがやるんだったら」

みたいな感じで、
相手から思い通りの反応をもらえます。

「コイツ、なに言っても言うこと聞かねえな〜」

という後輩には、
一緒に実践するよう促すことが効果的です。

背中で語るじゃないですけど、

巻き込んでしまえば、
どんな人でも指示に従います。

それでも従わない人は…もう知らん(笑)

長くなりましたが、
これで「劇的に相手の反応が変わる伝え方」
の紹介は終わりです。

場面場面に合わせて
5つのテクニックを使い分けながら

自分の思い通りの反応を
取れるようになってみませんか?

 

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