もうイヤだ…(引地賢太Vol.103)
引地賢太です。
【もうイヤだ…】
物事がうまくいかない最大の原因の1つは、
"やる気が続かないこと"です。
1度やる気が下がると、負の連鎖がおきます。
「やるべきことを後回しにしてしまう」
「集中力が切れて結局ダラダラしてしまう」
「失敗すると途方もなく落ち込んでしまう」
「せっかくはじめた新しい習慣が続かない」
といったことが起こります。
やる気を失い、悩み、ネガティブになります。
ただ、「やる気が出ない」といって
落ち込んでいく人には、共通点があります。
それは、普段何げなく使っている「言葉」です。
そこで今回は、
やる気を奪う原因となっている
無意識に言いがちな「口癖」を5つ紹介します。
口癖1:「でも」
「でも」を使うと簡単に物事を否定ができます。
たとえいい流れがきていても、
一瞬で悪い方向に変えることができる言葉です。
この「でも」は、本当に危険です。
自分だけでなく周りの人のやる気も奪います。
なので、
「でも」の代わりに
「それなら」に言い換えてみましょう。
「できるかわからない。
それなら、試してみよう」
「今日は忙しいから無理、
それなら朝イチでやろう」など、
今からどうするか!
考えられるような言葉を選びましょう。
口癖2:「だって」
「だって」を使うと、行動しない理由や
上手くいかない理由を探す達人になれます。
自分のやる気がないことを、
人のせい、環境のせいにすることで、
自分に対する罪の意識は軽減できますが、
あなたの「やる気」は急速にしぼみます。
加えて、応援・サポートしてくれる人の
やる気も削いでいくので非常に危険な言葉です。
なので、
「だって」の変わりに
「だからこそ」を使いましょう。
「Aさんが反対していたからこそ、
慎重に取り組んで絶対成功させよう」
「忙しくて時間がないからこそ、
短時間で集中しよう」などなど、、
うまくいかない原因よりも、
うまくいく方法を探す思考回路を作りましょう。
口癖3:「どうせ」
「どうせ」を使うと、
自ら積極的に行動しなくてもすむ
安心材料を見つけることができます。
そうすることで、
失敗して落ち込まずにすみます。
さらに、まわりから同情や手加減、
慰めをもらえる、魔法のような言葉です。
しかし、それと引き換えに、
自分のやる気も著しく下げていきます。
なので、
「どうせ」の変わりに
「どうせなら」を使いましょう。
「どうせなら、こうしてみよう」など、
挑戦するならいいイメージを持ちましょう。
口癖4:「私は違う」
人のいい部分を見つけられるのは
素晴らしいことです。
ですが、
人の優れた部分を見て、
自分ができない言い訳にすると、
著しくやる気を奪います。
ほかの人にできたのなら、
あなたにもできる可能性があります。
人がうまくいったときは、
自分もうまくやれる可能性を
示してくれる解釈をしましょう。
何事もプラスにプラスに!
口癖5:「時間、お金がない」
誰にでも1日24時間は与えられています。
時間はあります。時間が無いなんて嘘です。
優先順位が低いか、やる気が無いだけです。
また「資金に余裕がない」「損したくない」
「貯金が貯まったら」「お金がない」の場合、
お金がないからできないわけではありません。
お金がなくてもできる方法を見つける
発想を持つと、やる気を削がずにすみます。
あなたの行動パターンや
思考パターンを変えていきたい場合、
こうした言い訳に「自分で気づく」
必要があります。
ですので、
まずは、自分がよく口にしていないか、
口に出してはいなくても内心つぶやいていないか
チェックしてみてください。
そのタイミングこそ
あなたの思考パターンを見直すチャンスです。
まずは、自分の言葉を意識して
5つの口癖を話さないようにするだけでも、
行動の第一歩を後押しするキッカケになります。
ぜひあなたも、
意識して言葉を変えてみませんか?