引地賢太

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日本人は損してる?(引地賢太Vol.288)

f:id:hikichikenta:20201124140436j:image引地賢太です。

 

【日本人は損してる?】

日本人の多くは話し方で損しています。

というのも、
日本人は世界最強レベルで『謙虚』なので、
自信ある発言をする人が非常に少ないのです。

謙虚は素晴らしい特性です。
謙虚な人は好かれてモテる傾向にあります。

しかし、謙虚すぎてしまうと
「頼りなさそう」「仕事が出来なさそう」
と見られて、自信の無さを露呈してしまいます。

そこで今回は、
あなたの自信を削ぐ3つの口癖を紹介します。

①「~と思います」

自分を大きく、
自信ある姿を印象付けたいと思うのであれば、

最初に「ワンクッション置く言葉」を
極力減らしてみることから始めてみてください。

その一言とは「~と思います」です。

この言葉が口癖になっている人は多いです。

曖昧な表現が多すぎると
信用を失うきっかけになります。

もちろん、
たまに使うのは問題ないのですが、
何回も何回も繰り返す人も少なくありません。

でも、
次のような「言い換え」は十分できますよね。

・お話ししたいと思います→お話しします
・ご紹介したいと思います→ご紹介します
・考えていきたいと思います→考えていきます
・お勧めしたいと思っています→お勧めします

言い切って断定してしまうと、
傲慢な態度に聞こえる気がして
心配する人もいると思いますが、

むしろ文章が短くスッキリするので
自信をもって話しているように感じさせるので
相手に好印象を抱かせやすくなります。

主導権を自分に引き寄せたいときは
相手が年上であっても強気な発言がオススメ!

②「〇〇させていただきます」

謙譲語とは、相手を敬って、
自分を低い立場において話す言葉ですが、

本来なら対等であるべき人に、
むやみにへりくだる言葉を使うことで、
「私はあなたより下の立場にいる人間だ」
とメッセージを発していることに繋がります。

たとえば、「〇〇させていただきます」
そこに、「〜と思います」まで加わえると
「ご紹介させていただきたいと思います」
となるわけですが、物凄く回りくどいですよね。

こんな回りくどく言わなくても
「ご紹介いたします」で問題ないわけです。

同様な例として…

・務めさせていただく→務めます
・拝見させていただきます→拝見します
・確認させていただきます→確認いたします

これで十分ですよね。

日本人は「名刺は相手より低い位置で出す」
といったように自分を下に見せるマナーに縛られ

知らず知らずのうちに、
自信なさげに振る舞うことに
慣れてしまっている一面があります。

丁寧で失礼に当たらない言動は大切ですが、
過剰なまでにへりくだる必要は全くありません。

③「えー」「あー」「あのー」

リモートでの会議が増えて、
話し手のあの言葉が妙に気になりませんか?

リアルで会って話をするときには、
それほど気にならなかったあの言葉が

リモートだと
声に意識が集中してしまうため、
なぜか耳障りになる言葉があります。

それが、「えー」「あー」「あのー」
といった「間(ま)を埋める」言葉です。

沈黙って怖いですよね。
その気持ちは物凄くわかります。

沈黙が生まれてしまうと、
「つまんないって思われてないかな」
「話が盛り上がらなくて印象下がるかな」
と不安に駆られてしまうからこそ

「えー」「あー」「あのー」

という言葉で間(ま)を埋めるのが
ついつい癖になってしまいますよね。

しかし、その間(ま)を埋める言葉こそ
自信のないように見られてしまう原因なのです。

なので、沈黙すら支配できるよう
言葉が出て来なかったら素直に黙りましょう!

沈黙すら心地良い気持ちを共有できる
関係を作るのがベストなんじゃないかな。