コントロールを手放そう(引地賢太Vol.285)
引地賢太です。
【コントロールを手放そう】
「期待した反応が返ってこない。」
「職場のチームの状態がいまいち。。」
「言ったことが全然うまく伝わってない。」
「旦那が(嫁が)言うこと聴いてくれない。」
こういう状況で、イライラしたり、
モヤモヤすることってありますよね。
僕自身も最近、
過去最大級にストレスの溜まる出来事があり
心も身体もボロボロで心身喪失していました(笑)
そこで今回は、
僕が心身を立ち直すまでに活用した
人間関係のシンプルなコツを1つ紹介します!
✔️なぜ人間関係でイライラするのか
実は人間関係で
イライラする原因ってシンプルで、
人は無意識に
『物事をコントロールできる』
と思っている部分があるからです。
スマホ、パソコン、テレビ、エアコン。
これらのものは
全てスイッチを入れたら動いてくれますよね。
こういった、
自分でコントロールできるものに囲まれすぎて、
ついつい、人も、人間関係も
コントロールできると思ってしまうのです。
✔️自分に自信があるほどイライラしがち
また、自分の考えが
「正しい」「当たり前だ」と
思っている時もイライラしがちですね。
自分の意見に自信があるときに
反対意見を言われると「なにコイツ?」
とスイッチが入りやすくなります。
でも、よく考えると
相手は全くの別の生き物であり
異なる意志や価値観、考え方を持っています。
思い通りにいくわけ無いし、
僕たちが絶対正しいってことも無いんですよね。
気持ち的には正しくありたいけど、
人によって正解が異なるのが人間世界だよね。
✔️人間関係でコントロールできるものに集中!
そもそも、
人間関係でコントロールできるのは、
自分の行動,気持ち,意識の向け先,だけです。
要は『自分』のみです。
そして、
コントロール出来ないのは、
相手の言動,ふるまい,反応,気持ち,です。
要は『相手』です。
冷静な時は当たり前のことですが、
イライラしだしたりすると
この真実を意外と忘れてしまいがちです。
そして、ここで大切なのは、、
コントロール出来ないものを
コントロールしようとするのを止めることです!
ただし、諦めるのとは違います。
自分が実現したい状態や願いは持ちつつも、
相手の一つ一つの反応に過剰に反応しないこと。
こういう状態を目指しましょう!
自分はコントロールできても
相手をコントロールすることはできません。
まずは、気になっている人間関係などで、
「コントロールできること」
「コントロールできないこと」
をスマホのメモに書きだしてみましょう!
✔️コントロールできるできないの例
「コントロールできること」の例は…
・笑顔で話を聴くこと。
・丁寧な説明を相手にすること。
・説明の後、相手に伝わったか確認すること。
・予想外の反応がくることを覚悟しておくこと。
「コントロール出来ないこと」の例は…
・相手のやる気。
・相手の気持ちや表情。
・相手が理解できたかどうか。
・パートナーから挨拶が返ってくるかどうか。
などなど・・・
こんな感じで、具体的に書きましょう!
✔️少しずつコツコツと。
『願いは持ちつつ、
コントロールできるものに集中し、
コントロール出来ないものは手放す!』
これって言うのは簡単ですが、
実際に実践するのは超難しいです。
僕たちにとって
「思い通りになる」「自分が正しい」
という呪縛は、かな〜〜〜〜り強いです。
だからこそ、
コントロールできないものに
ついイライラしてしまったとしても
コントロールできないものに
イラついてしまった自分を責めないでください。
✔️イライラは願い
僕たちが感じるイライラは、
言うなれば、願いの裏返しです。
こうなりたい!という理想の状態があるから、
ついイライラしてしまうんです。
理想を持つことは素晴らしいことなので、
イライラしている自分も認めてあげてください。
その上で、イライラし続けるのではなく、
自分が影響を及ぼせるところに
フォーカスして行動していきましょう。
自分以外はコントロールできません!
コントロールできるのは自分だけです!