引地賢太

引地賢太のブログです

自分の正しさに自信を持て(引地賢太Vol.286)

引地賢太です。

 

【自分の正しさに自信を持て】

人とコミュニケーションをしていると
びっくりすること、驚くこと、ポカンとすること
イラっとすること、ってありますよね。

「なんでそんなこと言うの?」
「なんでそんなことするの?」

みたいに思っちゃうような、
理解できない言動をする人っていますよね。

そんな人が身近にいると、
人間関係の悩みも尽きなかったり・・・。

そこで今回は、人間関係で
相手が理解できないときに考えるべき
人が根源的に持っている原則を2つ紹介します。

①人は誰しも、自分が正しいと思っている

どんな理不尽なことを言ってる人も
あなたからすると理解不能な振る舞いをする人も

あなた自身も、僕も、
人類皆「自分が正しい」と思っています。

自分にとっての
正しさを人に押し付ける人も
自分の正しさを押し付けてこない人も

その人の言動・振る舞いを司っているのは、
その人の中での「正しさ」からくる行動です。

様々な教育を受け多種多様な価値観に触れて
自分なりの「正しい」が全人類には存在します。

②人は誰しも幸せになりたいと思っている

人は誰しも、心の底では、
「幸せになりたい」「より良くなりたい」
と思って生活しています。

それを、言葉で自覚的に願っているか、
無意識レベルで願ってるかは別としてね。

そして、「幸せになりたい」の原則は、
先程の原則の「正しい言動」をしていくことで
実現していくと心の底から思っています。

「本人にとって正しい言動をすることで、
 自分は幸せになれる。今より良くなれる。」

と思い込んで正しい言動を繰り返しています。

✔️全ての人にとって「正しさ」の理由がある

それぞれが「正しい」と思う言動には、
その人の特性や過去の経験から生まれたもので
理解不能な言動にも必ず理由があります。

たとえば、
人の話を聞かずに自分の主張ばかりする人は、

もしかしたら、
その人のご両親がそういう人だから、
「そうするもんだ」
と思っていることからの言動かもしれません。

もしくは自分の主張に自信が無いため、
自分にも言い聞かせて自分を鼓舞するために
主張ばかりしているのかもしれません。

逆に…
自分の意見をハッキリ言わない人は、

子供時代、自分の気持ちは我慢して、
親の意見ばかりを尊重していたら親から
可愛がられたから、「こうすれば愛される」
と思っているからくる言動かもしれません。

逆に、子供時代、
派手に暴れることで注目を浴びたり
自分の要望を通してもらう経験を重ねた人は、
「派手に暴れれば愛される。幸せになれる。」
と思っているからくる言動かもしれません。

部下を怒鳴りつけてばかりの上司も、
自分が上司から怒られたことで成長できたから
それが「正しい」と思っているかもしれません。

因みに、この投稿を書いている僕も、
この投稿の内容が正しいと思って書いています。

世間一般的に
正しいかどうかなんて知りません。

僕なりの「正しい」を言葉にしてるだけなので
批判の声もあれば称賛の声もあるかと思います。

僕は正しいと思って言っているだけで
あなたにとって良い情報かは分かりません。

なので、気に入った時は情報を取り入れて
気に入らなかった時は僕を無視してください(笑)

全然それで良いです。
自分に都合の良い情報だけ集めれば良いんです!

✔️相手が理解できなかったときの対処法

そして、もし人間関係で、
相手が理解できなくて悩んだりイラッとしたら、

そういう時は、一回大きな深呼吸をして、

『この人にとってのこの言動は
 これが「正しい」と思ってるんだなあ』

このような感じで高みの見物をしてください。

自分が神様になったつもりで、
適当に下界の人間達を見物してみましょう。

相変わらず
理解不能なままの可能性が高いですが、
相手を否定したくなるような気持ちが減ります。

そして、
あなたの気持ちがラクになったり、
あなたの心に余裕ができてくるはずです。

コミュニケーションで大事なことは、
気持ちに余裕がある状態を維持することです。

余裕があると、
相手を受け止められるし、
余計なことを言わずに済みます。

言い争いや非難合戦も起きにくいし、
仮に言い争いが起きたとしても、
エスカレートする可能性は極めて低いです。

言い方は良くないかもしれませんが、
人の価値観や考えをストレートに受け止めず
適当に聞いて受け流すくらいが丁度良いかもね。

 

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