引地賢太

引地賢太のブログです

感情を読み取れ(引地賢太Vol.256)

引地賢太です。

 

【感情を読み取れ】

あなたは
自分が良かれと思って掛けた言葉で
女性を傷つけてしまった経験はありますか?

僕は…残念ながらあります…。

自分では心配のつもりで
良かれと思って掛けた言葉だったのに
その言葉のせいで相手を傷つけてしまいました。

傷つける気持ちは微塵もなかったのに
傷つけてしまうって悔しいし残念ですよね。

そこで今回は、
男性の95%が言いがちだけど
実は傷つけてしまってるNG発言を紹介します。

①「元気なさそうだね」「顔が疲れてるよ」

これね…実は超危険な言葉です。
でも、多くの人が使っている発言ですよね。

相手の表情が暗かったから
気遣いのつもりで言った言葉ですが、
この言葉は超危険な言葉です。

例えば、相手の女性が

「はぁ〜、、しんどいわ〜
 あんなことがあったもんな・・・」

っていう感じで
「どうしたんですか」待ちの状態なら
あからさまなので、「元気なさそうだね」
と伝えたら「気遣ってくれてる」となります。

しかし、ただ単純に表情だけ読み取って
女性に「顔疲れてる」はショックを受けます。

「疲れてるの気づいてあげる!」

というのは、自己満になる可能性が高いです。

せっかく朝早く起きてメイクして
万全だと思っていた女性の顔色状態を
否定してしまうことに繋がりかねないので、

「なんか焼肉食べたいね」
「ビール飲みながら仕事したいよね」

などタネ蒔いて
「そうですね。最近、疲れたまってて…」
という言葉を相手から引き出すのがベストです。

②「大変だね」「わかる、わかる」

下記はNG会話例です。

女性「聞いてくださいよ〜。ウチの会社の部長、
私が帰ろうと席を立った瞬間に、残業しなくちゃ
いけないような仕事を頼むの。酷いですよね?」

男性「そうなんだ。大変だね」

女性「そうなんです。そのくせ自分はさっさと帰
るんです。頭にくる。あーーもう会社やめたい」

男性「わかる、わかる」

女性「わかるって何が?」

男性側は「話を聞いていますよ」
と伝えるとき「わかる、わかる」「大変だね」
というフレーズを使いがちですが、NGです。

男性側にしてみれば、
言葉で文字通り「わかっているよ」と
伝えているつもりでも、

一言で済まされてしまうと、
気持ちをわかってもらいたい女性としては、
煮え切らない感じになるのです。

じゃあ、どうすれば良いかというと、
感情にフォーカスして共感を示すと良いです。

先ほどの例を使いながら会話をすると、、

女性「聞いてくださいよ〜。ウチの会社の部長、
私が帰ろうと席を立った瞬間に、残業しなくちゃ
いけないような仕事を頼むの。酷いですよね?」

男性「そうなんだ。帰ろうとした瞬間に残業頼ま
れるなんてひどい目にあったんだね」

女性「そうなんです。そのくせ自分はさっさと帰
るんです。頭にくる。あーーもう会社やめたい」

男性「会社やめたいほど頭にきちゃったんだね」

女性「わかってくれます?あの部長、いつも自分
勝手でタイミングが悪いというか。いつもこうな
んです。いちいち怒っても仕方ないんですけど」

男性「いや、怒りたくなるのも無理ないよ」

女性「わかってもらえる人がいて凄く嬉しい」

ムカつく部長を悪者にするのではなく
相手の女性の行動面に共感するのでもなく
相手の感情に寄り添ってあげるだけがベスト!

下手に口出しして
「その部長、最低だね」っていうと
地雷を踏む可能性があるので、絶対NG。

なんだかんだ愚痴は言っていても
それ以外の部分では尊敬してるところがあって
良い人だからこそ愚痴ってるときもあるからね。

なので、下手に頑張って共感を意識せず
ただただ笑顔で聞いているだけがベストです。

指摘も肯定も否定も、何もしなくて全然OK。

感覚的には、酔っ払いの背中をさすったり
頭をポンポンしながら落ち着かせる感じです(笑)

 

f:id:hikichikenta:20201023160532j:image