異常者と自覚しよう(引地賢太Vol.239)
引地賢太です。
【異常者と自覚しよう】
あなたの当たり前は
他人にとっての当たり前ではありません。
あなたが大学受験する際に
机に向かって1日10時間勉強することを
当たり前にこなしていたかもしれませんが、
勉強嫌いな僕にとっては、
あなたの向き合える姿勢は素晴らしいです。
ただの異常者です。気持ち悪いです(褒め言葉)
でも当たり前にやってることって
周りから褒められることなんてないし、
「自分って凄いことやっているんだな」
という自覚をしないまま生活してるはずです。
いま大人になった自分が
朝起きて歯磨きをしただけで
褒められることなんてないですよね。
でも、子供の頃は
歯磨きをしただけで褒められたはずなんです。
なぜ親は褒めてくれたかというと、
今まで出来なかったことが出来たからです。
今まで歯磨きできることが
当たり前じゃなかったから褒めたんです。
つまり、何が言えるかというと、
どれだけ自分が異常なことをやってるのか
自分自身で自覚することが出来たら
自己肯定感は自ずと高まっていくのです。
今回は自己肯定感を上げる行動を紹介します!
✔️自己肯定感が低い人の特徴
『誰かに褒められたことが少ない』
親や友達、上司などに
褒められた経験が少ないと、
自己評価も低くなりやすいです。
褒められた経験がないと、
自分の存在価値に疑問を感じてしまい
自己肯定感が低くなってしまうことが多いです。
人は誰かに褒めてもらうことで、
自分の存在を肯定的に受け入れられるのです。
誰かに褒められたことが少ない人は
「自分には価値がないんだ」と思い込み、
自己評価が低くなってしまうんですよね。
✔️当たり前が同じだと目立たない
冒頭でもお伝えしましたが、
あなたが当たり前にやってることって
なかなか褒められる機会が少ないはずです。
当たり前にやりすぎて
その行動が目立ちづらいので
周りの人もなかなか褒めてくれません。
しかし、
褒めてくれない原因は、もう1つあります。
『あなたの当たり前の行動と
周りが思ってる当たり前が同じ』
あなたが当たり前だと思ってる行動を
周りの人も当たり前にやってる行動だと
褒めてもらえる機会は殆どありません。
✔️当たり前が一緒だと褒められない
冒頭で僕は、
「机に向かって1日10時間勉強することは凄い」
というふうに言いましたが、
これは、勉強嫌いな僕だから思えることです。
もし「机に向かって1日10時間勉強すること」
を、受験期間に必死に勉強した東大生が見ると、
「1日10時間勉強するなんて当たり前ですから」
みたいな感じになります。
その東大生にとって当たり前だと感じるから
「凄い」と思えず褒める対象にならないのです。
✔️同じ職種、環境だと褒めづらい
美容師の上司は
美容師の部下をなかなか褒められません。
美容師の上司にとって
美容師の部下の当たり前が似ているからです。
でも美容師ではない僕が
美容師の部下の当たり前の行動を見ると
「人の髪の毛を綺麗に切れるって凄いね」
「こんなにシャンプー気持ち良い人、初めて」
みたいな褒め言葉が出てくるのです。
これは
美容師の部下の当たり前の行動が
僕にとっては当たり前ではなく異常だからです。
✔️異常者になれる環境を見つけよう
ルールや当たり前が似ている人からは
褒められづらいので自己肯定感は上がりません。
なので、1つの環境に依存せず
当たり前を異常だと
気づかせてくれる人に会うと良いです。
僕の場合だと、
高校の友達と定期的に会うことや
違う職種の人と話したり食事に行くことですね。
代わり映えのない人達と接し続けると、
なかなか自分の良さや凄さに気づけません。
しかし、違う職種の人や友達と会うと
自分では当たり前だと思っていた行動が
当たり前ではなく異常だと気づかせてくれます。
異常者になれば、自己肯定感は高まるかもよ!