引地賢太

引地賢太のブログです

それヤバイかも(引地賢太Vol.229)

引地賢太です。

 

【それヤバイかも…】

「最近なんだか人間関係に疲れた…」
「長期的に良い人間関係を作りたい…」

人間関係に疲れる理由は様々だと思いますが、

多くの人は
仕事の人間関係に疲れるケースがほとんどです。

仕事が辛い理由も
仕事内容が辛いのではなく
仕事を通じた人間関係が辛いケースが多いです。

もちろん仕事の人間関係は大事ですが、

仕事の為だけの人間関係は
逆にあなたのメンタルを崩壊させていきます。

まず、

そもそも人間関係とは
本来は素晴らしいものです。

良い人間関係というのは
常に前向きな思考にさせてくれるので、

モチベーションがアップして
日常生活の生産性が爆発的に向上します。

僕に相談してくる人で、

「良い人間関係を作ろうと頑張れば頑張るほど、
 逆に疲れを感じてしまう・・・」

という人が意外と多いので、
今回は、人間関係で疲れる人の罠を紹介します。

✔️人間関係に疲れる原因は本当に仕事?

疲れる人間関係と
疲れない人間関係の違いとはなんでしょう?

僕たちは
プライベートの場合には
好きな人とだけ付き合っていけばいいので
面倒なことはありませんが、

仕事の人間関係になると
付き合いたくない人であっても
付き合わなければいけないと「思いがち」です。

ところが、

実際に人間関係で疲れるかどうかは
誰と付き合うかということではありません。

トロント大学が行なった研究で、
306人のビジネスマンを対象に人脈を作ったり
他人とネットワーキングの場面を想定してもらい
2つのパターンに分けて行なった実験で、

仕事として
相手との人間関係を作ろうとした場合、

ただ友達を作ろうと思い
人間関係を作ろうとした場合、

仕事として
相手と人間関係を作ることを想像した人たちは、

想像しただけで
無意識のうちにモラル感が低下していました。

どういうことかというと、
「この人とは仕事だけの関係」と割り切ると、
長期的に良い人間関係は作れないってことです。

しかもそれを脳でイメージするだけでも
ダメだってことなんです。

罪悪感に苛まれたりズルをしやすくなり
人間関係において損をしやすくなるのです。

新しい人間関係を作ったり
関係を広げたり深めたいと思っていても、

下心から入る人間関係はうまくいかず
だんだん臆病になってしまう傾向にあります。

酷いケースだと
普段遊びに行ったり気の許せる友達がいない人が
営業職になったりすると、

仕事に繋げようとする
下心ありきの人間関係ばかり増えていった挙句、

人間関係に疲れ果ててしまい
鬱になったり引きこもってしまったりと、
メンタルも病み人間関係も崩壊してしまいます。

この研究結果からも分かる通り…

【先にメリットを求める】

人間関係を作ってしまうと、心が疲弊します。

✔️良好な人間関係関係の作り方

じゃあどうすれば良いかというと…

仕事の人間関係であっても
最初は友達になろうと思って
まずは人間関係を作ることが大切です。

仕事という枠組みを消して、
まずは普通に友達になれるかどうかを
考えて付き合ってみては如何でしょうか?

もちろん相手と関わる際に
メリットがあるってかなり重要ですが、

それを先に求めてしまうと
後々の人間関係に疲れが生じてきます。

小学校の頃の友達作りを思い出すと良いかも。

 

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