引地賢太

引地賢太のブログです

話が広がり続ける会話術(引地賢太Vol.187)

引地賢太です。

 

【話が広がり続ける会話術】

突然ですが、こんな経験ないでしょうか?

初対面なのに…

「〇〇さんと会話したら
 初対面と感じさせないくらい盛り上がった」

「⭐︎⭐︎さんと会話したら
 全くと言っていいほど、話が盛り上がらない」

前者と後者の「差」は…

✔︎人から話を聞き出す能力

これが、あるか、ないか、の「差」です。

✔️初対面は取材力がないと死ぬ

※人から話を聞き出す能力=取材力

取材力のある人間は、
つまらない話題でも楽しくすることが出来ます。

初対面だと、
ありきたりな質問になりがちですよね?

・趣味は何ですか?
・出身はどこですか?
・好きな食べ物は何ですか?

初対面のときって
クソみたいな質問で溢れますよね(笑)

これじゃあ、盛り上がらないですよね(笑)
ありきたりすぎると、クソつまんないですよね。

✔️情報が溢れすぎた副作用

情報が溢れている現代社会では
どこかで聞いたことある話が多く存在します。

悪意はなくとも、
一度は聞いたことある質問で溢れかえります。

だからこそ、
話す側は借りてきた言葉ではなく
自分の言葉で相手に伝える必要があるし、
話を聞く側は引き出す力が必要です。

引き出す力さえあれば、
相手がベラベラ話すようになります。

会話に困ることが、圧倒的に減ります。

✔️楽しい会話が生まれる特徴

これはあくまで僕の感想ですが、
「この人と話すと楽しいな」って感じるときは、
新たな発見が生まれることが多いです。

いわゆる、「新鮮味」ってやつですね。

他の人と少し変わった視点から質問されると、
会話に新鮮味が出て、

「飽きたな〜、つまんないな〜」

…という感情が生まれづらくなります。

半年間くらい会わなかった人と
久しぶりに会話すると、楽しいですよね?

その理由は、
会ってなかった半年間の話が中心となり
全ての話が新鮮味を帯びているからです。

✔️新鮮味を出す、ちょっとした工夫

例えば、軽く考えていただきたいのですが、

「好きな食べ物はなんですか?」という質問。

「明日で地球が滅亡するとしたら、
 最後に何が食べたいですか?」 という質問。

どちらも聞きたいことは「好きな食べ物」です。

上記の質問はよくあるものですが、

聞かれ方が違うだけで
回答を考えるときに使う脳みその筋肉が
違うような気がしませんか?

「1番好きな食べ物は焼肉。だけど…
 地球が滅亡するなら最後は家族と食べたい…。
 そうすると家族みんなが大好きな○○精肉店
 カルビは絶対食べたい。家で焼肉にしよう。」

切り口が違うだけで、めっちゃ考えますよね(笑)

✔️相手の脳みそを使わせよう

先程のように
少し切り口を変えた質問をするだけで、

回答に幅が生まれたり、
その人ならではのエピソードが聞き出せます。

結果、話が広がり盛り上がってしまうのです。

もし、「好きな芸人さんが知りたい」ときは…

「好きな芸人さんは誰ですか?」と質問するより

「木曜日で好きなお笑い芸人さんって誰?」

と聞いたほうが、おそらく話は盛り上がります。

最初は困惑させるかもしれませんが、

もし、先程の質問で
ケンドーコバヤシ千原ジュニア麒麟川島
 サバンナ高橋チュートリアル徳井!陣内!」
なんていう回答が返ってきたら、

この人は、超高確率で
毎週アメトークを観てる可能性があります(笑)

アメトークを観てるってわかれば、
そのあと話を展開させやすいですよね?

今回のケースの場合は、
木曜日→芸人→お笑い番組→アメトーク
という感じで、相手の脳内変換を予想しながら
質問していく特殊な方法ではありますが、

切り口の違う質問は、
相手に新鮮味を感じさせることができ
簡単に話を展開させ盛り上げることができます。

ぜひ、ほんの少しだけ切り口を変えて
新鮮味ある会話ができるよう頭を使いましょう!

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