引地賢太

引地賢太のブログです

親の本音(引地賢太Vol.136)

引地賢太です。

 

【親の本音】

あなたはこれまでの人生で
どれだけ親に迷惑をかけましたか?

赤ちゃん,幼稚園,保育園
小学校,中学校,高校,専門学校,大学

数々の迷惑をかけたのではないでしょうか?

僕は相当迷惑をかけました。

その分だけ、多大なる感謝もしています。

当然ですが、
親無しでは今の僕はいません。

それは、あなたも同じですよね?

親は偉大です。

何年経っても
何十年経っても

感謝してもしきれないのが、『親』という存在。

今一度、自分の人生を振り返ってみてください。

親無しで、生きてこれましたか?

毎日のようにご飯を作ってくれて
毎日、生活のために働いてくれている親。

幼稚園のときは
朝早いのに自転車を漕いで送ってくれて…

夕方になったら、再び自転車を漕いでくれる。

毎日のように
泥だらけにした洋服を洗濯してくれる親。

ときには、運動会で一生懸命応援してくれる親。

応援されるのは恥ずかしかったけど
なんだかんだ、本音では喜んでいた自分。

反抗期でぶつかり合った中学時代。
勉強や進路でぶつかり合った中学時代。

人間関係で悩んだ人も多いんじゃないかな?

毎日お弁当を作ってくれた親。

部活の朝練があっても
いつも通りの振る舞いをしてくれる親。

部活に必要な用具費を
何食わぬ顔で出してくれる親。

遠征時の交通費を出してくれる親。
くだらない携帯料金も出してくれる親。

予備校のお金を出してくれる親。
大学受験を陰ながら応援してくれる親。

回数は少ないかもしれないけど、
ボーナスを奮発して旅行に連れてってくれた親。

どれだけ親身に支えてくれて
どれだけお金を援助してもらったか…

「お金は気にしなくていいよ」

そう笑顔で言ってくれるものの、
どうしても申し訳ない気持ちになっている自分。

「何か恩返しがしたい」
「どんな形でもいいから親孝行がしたい」

親に直接言うのは恥ずかしいけど、
いざ自分の心に問いかけたら「恩返ししたい」

そう思ってる人は、多いのではないでしょうか?

というより…そう思っていてほしい。

あなたの家庭環境は知らないけど、
親がいないと自分がこの世にいないのは事実。

社会人になったら親孝行したいよね?
社会人になったら恩返ししたいよね?

僕もそう思いました。

なので、両親に聞きました。

「何か欲しいものある?」
「何かしてほしいことある?」

すると、僕の親はこのように答えました。

『健康で楽しく生きてればいいよ』
『警察にさえお世話にならなければいいよ』
『もし時間あったら、旅行に連れて行ってよ』

親から言われた言葉は、コレだけでした。

親の貫禄というか…
親の心の広さというか…

なんか、、もうあっぱれって感じでした(笑)

いつまで経っても親は親です。
何年経っても、永遠に超えることはできません。

でも、

これが多くの親の本音なんだと思う。

だから、僕はもう親孝行なんて考えません。

毎日『健康』でいる。
毎日『笑える』ようにする。
毎日『楽しい』と思えるようにする。

それだけで、親孝行なんじゃないかと思う。

でも、ちょっと寂しいだろうから…

たまには親に連絡をして
たまには実家に帰って近況報告をして
たまには親を連れてご飯を食べながら話して
たまには一緒に旅行に行ってもいいかな……と。

あなたも「親孝行したい」
という強い気持ちがあるかもしれないけど、

あなたが一生懸命生きて
健康で笑って生きるだけで良いんじゃないかな。

いろいろ親は言ってくるかもしれないけど
親の本音は、意外とシンプルだったりするよ。

 

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