引地賢太

引地賢太のブログです

目標いらん(引地賢太Vol.127)

引地賢太です。

 

【目標いらん】

「夢を持つことは大事だ!」
「目標に向かって走り続けろ!」

成功者が語る自己啓発本には、
必ず上記のことが記載されています。

なんとなく言ってることは理解できます。

理解できるのですが、
果たして、目標は本当に必要なのでしょうか?

…というのも、
僕は夢や目標を設定することが嫌いです。

組織で仕事をするときは
共通認識が必要なので、目標を決めますが、

「25歳に年収〇〇〇万円」

みたく、明確にゴールのある
個人目標みたいなものは、一切ありません。

「毎日好き勝手楽しく生きる」

コレがここ5年間の僕の目標です(笑)

幼稚園児のような、くだらない目標ですよね(笑)

でも良いんです。

この目標が、僕が真剣に考えて
考えて考えまくってできた、目標なんですから。

最初はカッコつけて、
周りに「お〜凄いね!頑張ってね」と
応援されるような目標を作ろうとしましたが、

「自分の本心に嘘つく必要ある?」
「カッコつけた目標に意味なんてあるのか?」

そう疑問に思い、
正直に生きることにしました。

僕には壮大な夢も目標もありません。

毎日楽しく過ごせれば幸せです。

✔️明確な目標を持つメリット

夢や目標の大切さは
あらゆるところで説かれます。

自己啓発とかセミナーなら
当たり前のように言われます。

だから、僕も以前は

「夢や目標を持つこと」

を大切にしようと思っていました。

自分の理想とする未来を思い描いたり
それを叶えるための手段や期間を考えて
実際に日常の行動を変えてみたりしました。

そうすると、確かに感じ方が変わります。

「自分はこんな未来へ進むんだ」
「自分はこんな人間になるんだ」

と胸が高鳴り、日常の充実感が増します。

何より、

目標を達成することが出来たら
想像を絶するほど、喜びが爆発します。

目標を達成すると
今まで自信を持てなかった人でも、
自信が持てるようになります。

自己肯定感を高めることができます。
周りからの評価も高くなることでしょう。

目標を立てたことで、
いつも以上に頑張ることが出来ます。

こうみると、目標って素晴らしいですね。

じゃあ、なぜ僕は目標を立てるのを嫌うのか?

✔️明確な目標を持つデメリット

意外とデメリットに
目を向ける人は少ないと思うので、
明確な目標を持つデメリットを話しますね。

そもそも目標が存在する理由とは?

①目標を達成するため
②目標を立てたことによる行動の最大化

この2つです。

目標を立てること自体には特に意味ありません。
結局、「行動を変えるため」に目標があります。

じゃあ、僕はどんな人間かというと、、
目標を掲げると、行動力が落ちるんですよね(笑)

会社員時代に目標を追いすぎて、
なんか目標を追う生活に疲れました(笑)

楽しく生きれればそれで良い人間の僕は、

目標があることで生活まで縛られてしまうと
生き苦しくなってしまうので目標NG人間です。

あと、コレは最近気づいたんですが、

明確な目標があると
どうしても評価する基準が、

「目標達成」「目標未達成」

この2つだけになる傾向にあります。

いわゆる「結果主義」っていうやつです。

目標を達成すれば周りから称賛されるけど
目標が未達成だったら周りから評価されない。

ここでもし、上司が
「頑張りの"過程"を評価し汲み取れる」
人間の心を配慮することができる人であれば、

全く問題ないのですが、

上司が結果しか評価しない人だったり

目標を立てた本人が、
過程を評価せず結果だけしか評価できない人だと

心が死ぬんですよね。

「目標未達成だった。やっぱりダメなんだ」

こんな感じで、自分を責める人間が続出します。

僕みたく適当に生きているタイプは

「今月目標達成しなかった。
 でも今月楽しかった。ならいいや。」

と、バカみたいに開き直れるんですが、

目標に忠実で真面目な人は、
明確な目標を立てて達成できないと
病んでしまう恐れがあるんですよね。

だから、

今すでに、
どうしても叶えたい目標がある人は
ひたすら目標を追い続けてほしいのですが、

もし僕みたいに
明確な目標はなく「楽しければいいかな」
という、程よく適当に生きていきたいタイプは、

目標が無いことに負い目を感じず
のんびり楽しく生きても良いんじゃないかな。

 

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