脱!節約オンリー思考(引地賢太Vol.100)
引地賢太です。
【脱・節約オンリー思考!】
「今より少しでも貯蓄を増やしたい!」
そのために
年1回の家族旅行をやめてみたり、
趣味にかけるお金を減らしてみたり、
いかにして支出を減らすか
試行錯誤したことはありませんか?
以前の僕は、
支出を減らすことにこだわっていました。
しかし、
「支出を減らせば、お金は自然と貯まる」
という考えは、必ずしも正しくありません…
物理的に考えたら
お金は貯まるはずなのですが、
実際、うまく貯金できる人は少ないです…
これは一度失敗した僕の1意見ですが、
本当に大切なのは
『どうやって日頃からお金を使っていくか』
ということだと思います。
では、どんなお金の使い方をすれば、
上手にお金を貯めることができるのでしょうか?
僕の経験も踏まえて、
お金が貯まるお金の使い方を紹介します。
✔️支出を見るのは大事だけど…
家計を見直して、
余分な支出を切り捨てるのは非常に大切です。
しかし、
節約ばかり考えて
切りつめすぎてしまうのは、
少しやりすぎかもしれません、、。
そもそも支出とは
『消費』『浪費』『投資』
の3つに分けることができます。
消費は
家賃や食費など生活に必要な支出。
浪費は嗜好品や贅沢をすることです。
投資は
貯金や自分の将来に向けたスキルアップ、
自分のモチベーションアップのための支出です。
この3つを改めて精査してみると
今まで無駄だと思っていた支出が
実は『投資』になっていることもあります。
✔️意外なものが投資に?
たとえば、年に1回行っていた家族旅行。
一見、無駄遣いに見えるかもしれませんが、
「来年も家族旅行に行くために頑張るぞ!」
と、楽しく仕事をするための
モチベーションアップに繋がるのであれば、
それは単なる「浪費」ではなくて、
重要な「投資」と考えても問題ありません。
一極端に「無駄だから」という理由で、
やみくもに支出を減らしてしまうことは、
自分の可能性を狭めてしまうことに繋がります。
また、人によっては
節約を頑張りすぎて
途中で限界値を超えてしまい、
急に衝動買いに走ってしまうケースもあります。
僕が思うに、大切なのは『バランス』です。
短期的に見れば『浪費』に見えるものも、
長期的に見れば『投資』に繋がる時もあります。
だからこそ、
節約を意識した生活を送っていたとしても、
「自分にとってこの支出は必要だな」
「これがないと、我慢できなくなってしまう」
と思うものには、
ある程度お金をかけていくと良いです。
あなたが想像しているであろう
投資(株,不動産,先物,NISA, iDeCo)も大切ですが
浪費の捉え方を考えるだけでも
お金が貯まる可能性が十分にあります。
✔️ご褒美消費は、事前に「目標設定」を…
節約することは悪いことではありませんが
支出を過度に制限してしまうのも考え物です。
散財は貯蓄の妨げになってしまいますが、
"ご褒美消費"は大切なことだと、僕は思います。
「ご褒美消費」とは、名前の通りですが、
貯蓄に関する目標を予め立て、
目標達成したら『ご褒美』をすることです。
たとえば、
月々の家計が目標額に収まったら、
「好きなケーキを買って食べていい」など
手軽でシンプルなご褒美で構いません。
節約ばかりしていると、疲れてしまいます。
だからこそ、
どこかで多少のご褒美消費をすることで、
ガス抜きをしてあげることが非常に重要です。
ここで肝心なのが、
目標は"事前に"設定しておくことです。
多くの人が陥りがちなのが、
「今日はちょっと頑張ったから
ご褒美にお菓子を買って帰ろう」
みたいな感じで、事前に目標を設定せずに、
ご褒美を後付けで決めてしまうパターンです。
後付けの理由でご褒美消費をしてしまうと、
明確な基準や目標がないので散財に繋がります。
✔️ご褒美ルールを明確に!
「毎月いくら節約できたら〇〇をしよう」
「ノルマを達成できたら、ケーキを1個買おう」
このような感じで目標を事前に立て
それが達成できたら自分にご褒美をあげる
ブレない明確なルールを作りましょう。
このような目標たちを
モチベーションの原動力とすることで、
散財を防ぎ、"生きたお金の使い方"ができます。