引地賢太

引地賢太のブログです

サイコロで鍛えよう(引地賢太Vol.118)

引地賢太です。

 

【サイコロで鍛えよう】

ご存知の通り、会話は生き物です。

あなたがどんなに秀逸な
千鳥ノブさんみたいなツッコミ語録を
頭の中に備えていたとしても、

その言葉達が瞬時に出てこなければ、
宝の持ち腐れ状態の会話下手人間です。

どんなに言葉を知っていても
使いこなせなければ、知らないと同じです。

そこで今回は、
瞬発力を鍛えるトレーニングを紹介します。

✔️瞬発力は衰える

言葉の瞬発力は
レーニングをしないと衰えます。

少し想像してください。

おじいちゃんおばあちゃんって
話し始めるのが異様に遅いですよね。

あれは年齢を重ねるごとに
人と話す機会が減り会話の瞬発力が
衰えてしまっていることが考えられます。

瞬発力に必要な脳は
身体の筋肉と同じなので

レーニングすれば鍛えることが可能です。

じゃあ、どうやって鍛えるのかというと…

✔️サイコロトークで鍛えよう

あなたは2015年まで放映されていた
フジテレビ系列の「ライオンのごきげんよう
という番組を、覚えていらっしゃいますか?

タモリさんの「いいとも」が
12時〜13時まで放映されていて、

そのままテレビを付けっぱなしにしていたら

小堺一機さんがMCで登場して
ゲストが紹介されてサイコロを振って
話を展開していくトーク番組です。

サイコロの文字盤には
1〜6の数字ではなくテーマが書かれています。

たとえば…

・怒った話
・恥ずかしい話
・どうでもいい話
・ホントに情けない話
・あきれてものも言えない話

こんな感じでテーマが書かれていて

サイコロを振って

「何が出るかな何が出るかな
 トゥルトゥトゥントゥントゥトゥトゥトゥン」

で出たテーマについて
ゲストが話していく番組です。

サイコロの目の中には「当たり目」
という項目があり

サイコロで「当たり目」が出ると、
スポンサーであるライオン株式会社から

ライオン製品である洗剤やシャンプーなどが
ゲストと観覧のお客様にプレゼントされる…

…で、お馴染みなのが、この番組です(笑)

これ以上話すと
単なる番組説明になってしまうので
本題に戻りますが、

瞬発力を鍛えるには
この番組が実施していた

サイコロトークをすることが効果的です。

サイコロトークの場合、
話す準備をすることが出来ません。

仮に準備ができたとしても
準備時間は、せいぜい15秒程度です。

15秒経過してしまうと、
その場が白けてしまうので
とりあえず話し始めなければいけません。

つまり、

この15秒を有効的に活用する必要があります。

とは言っても…15秒だと

何を話すかは考えつくけど、
どうやって話を展開するかまでは
準備することができません。

それでも話さなければいけません。

だから話します。

すると…

強制的に「考えながら話す」
ということを、しなければいけなくなります。

この「考えながら話す」ということが
話の瞬発力を鍛えるのに、一番効果的なのです。

考えながら話す、考えながら話す
話しながら考えて話す、話しながら考えて話す

こんなことを繰り返していたら、
瞬発力も身につき、アドリブにも強くなります。

すると、、

昨日話しましたが、

得意分野の話では反応ができるけど
苦手分野の話を振られた途端、黙ってしまう…

という事故を防ぐことが出来ます。

コミュ力お化けになるには
"アドリブ"に慣れる必要があります。

そのためにも、サイコロトークは効果的です。

じゃあどう実践するかですが、
一人でやっても友達とやるでも良いですね。

一人だと流石に寂しいので
友達を巻き込んで実践してみると良いです。

✔️話すことはマルチタスク

話すって「考えながら話す」マルチタスクです。

なので、、

歌いながら計算してみるとか
仕事しながら映画を観るとか

故意的にマルチタスクを実践すると、
脳が活性化して、コミュ力も高まるはずです。

よく「集中が途切れるからマルチタスクはダメ」
みたいなことが言われますね。

確かに集中するには、マルチタスクはNGです。

ただ、

マルチタスクする目的を変えれば
脳が活性化し、同時並行できることが増えるので

会話が上手くなりたい人には、オススメです。

サイコロを振って、会話を上達させませんか?

 

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